子ども4人、塾なし家庭学習。時間の使い方は「手帳」を使って練習
フルタイム共働き、保育園児から中学生まで4人の子どもを子育て中です。
上の子たちは学習塾に通わず、市販のテキストを使って家庭学習で進めています(長男はオンライン講座のスタディサプリも利用中です)。時々、塾外生でも受けられる模試を受けて自分の位置を客観的に確認。今のところ成績は順調なので、このまま進められれば、高校受験も塾なしでいきたいと考えています。
家庭学習では、学習塾のように「この時期までにここまで進めましょう」というスケジュールを立ててもらえません。そのため、大切にしているのは「学習の計画を立て、振り返り、次の計画に活かす」練習。具体的には、手帳を使って学習進度をコントロールしています。
学習にしても仕事にしても、スケジュール管理で大切なのはToDoリストにしないこと。すべきことを考えた上で、「○月○日の○時から○時までに・・・をする」と、日にちと時間にまで落とし込むことです。
つまり、「□ 数学テキストp.20」とリストに書くのではなく、例えば 3月12日21~22時の部分に「□ 数学テキストp.20」と記入するのです。こう書くことで、テキストに取り組む「日時」まで予定し、確保することになります。
そして、もし予定した1時間で予定どおり終わらなければ、次は1時間30分で予定してみる。予定した時間にできるかどうかも含めて予定を立て、達成できれば嬉しいし、達成できなければ、次はもう少し多めに時間を確保していくというわけです。これを毎日、繰り返し練習していきます。
中1長男の場合、これまで1年間この練習を続けたことで、今では私の方から「次はこれをここまで」とアドバイスすることもほぼなくなり、次の模試までにここまでテキストを進める等スムーズに予定を立て、学習を進められるようになりました。
家庭学習を続けることは、「自分の持ち時間を自分が実現したいことに向けてどう振り分け、どう使っていくか」のトレーニングにもなっていると考えています。もうすぐ新年度。新しい4月始まりの手帳でも、コツコツ練習を積ませていこうと思います。
文・写真 ベリー
子供4人、実家遠方のフルタイム共働き、60平米賃貸マンションに6人暮らし。ブログ「ベリーの暮らし」(外部リンク)を毎日更新。ラクして部屋が整う工夫を考えることが大好き。教育費を抑えつつも成績上位キープを目指して、塾なし家庭学習7年目の日々などを綴っています。
Instagram: berry.kurashi(外部リンク)