タイムマシンは実現可能なのか?光速より速い物質「タキオン粒子」は過去に行ける?
誰もが一度は夢見た「タイムマシン」あなたは未来の世界を見てみたいですか?それとも、過去に戻ってやり直したい出来事がありますか?本記事では、タイムマシンの実現性、そして光速を超える物質をご紹介します。
■タイムマシンは実現可能?
まずは未来へのタイムスリップを考えてみましょう。実は、国際宇宙ステーションに滞在している宇宙飛行士は、1年間の間にわずか0.01秒だけ未来に行っているのです。これは、速く移動すればする程時間の進み方がゆっくりとなるためです。そのため、理論上は高速に近づくことで時間が進まなくなり、自分だけ歳を取らずに未来の世界に行くことができます。
それでは、過去についてはどうでしょうか。時間をさかのぼるには光速を超える必要があると言われています。
光は1秒で地球を7周半できるほどのスピードです。全ての物質は光速に近づくにつれ無限大のエネルギーが必要となるため、光速を超えることはできないと言われています。そして、たとえ走りながら懐中電灯をつけたとしても、光の速度は全く変わらないのです。これを「光速度不変の原理」と言います。
そのため、光速を超えることはできず、過去には戻れないのです。また、仮に光速を超えたとしても、タイムマシンができた時点よりも以前には戻れないと言われています。
■光速より速い物質「タキオン粒子」
しかし、光速より速い物質である「タキオン粒子」の存在が議論されています。タオキン粒子は通常の物質とは異なる虚数であり、エネルギーを失うほど加速するという特徴があります。
これを利用して、ロケットなどからタキオン粒子を放出することで、光速を超えることができるかもしれません。もし光速を超えられたとしたら、過去に戻るタイムスリップも可能となるのです。しかし、私達がタキオン粒子にはなれないのですが、過去に情報を送ることはできるかもしれませんね。
皆さんは過去に送りたい情報はありますか?
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