茨城県沖に巨大海底油田が存在する可能性、商業生産が可能かどうかは試し掘りをするまでは不明
2024年の都道府県魅力度ランキングで、惜しくも45位を獲得した茨城の皆さんに朗報です。(なお、46位:埼玉・47位:佐賀県)茨城の沖合に巨大な海底油田が存在する可能性があるのです。本記事では、魅力度ランキング逆転1位も夢じゃないかもしれない、茨城の海底油田について解説していきます。
■東京ドーム5個分の天然ガスが眠っている!?
2020年、茨城大学と北海道大学の研究チームは、五浦海岸付近で岩の塊に残るガスの成分を分析しました。その結果、天然ガス由来のメタンであることが判明したのです。これは、海底から天然ガスが噴き出していることを示しており、東京ドーム5個分の天然ガスが埋蔵されている可能性があります。
さらに、その天然ガスはプランクトンの死骸が地熱で分解され、原油の状態で埋蔵されている可能性が高いとのことです。これは、恐竜が繁栄していた白亜紀に形成された地層であると推測されています。
しかし、喜ぶのはまだ早いかもしれません。まだ存在していることは可能性に過ぎない段階であり、試し掘りをするまで確定的なことは言えないのです。さらに、採掘には多大なコストがかかるため、実際に利益を得られるか経済性があるかどうかという問題も存在します。どちらにせよ、国の資源探査が加速されることを期待しましょう。
皆さんは石油王になったら何がしてみたいですか?
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