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整理術のプロが解決! 月初にカレンダーや手帳を捲って、忘れていた予定や ToDo に慌てずに済む方法

オダギリ展子事務効率化コンサルタント

こんにちは、事務効率化コンサルタントのオダギリ展子です。
私は、「ミスを未然に防ぐことができれば(それをリカバーするためのムダな時間が発生しないので)、業務が効率的になる」という自身の考えに基づいて、デスクワークの効率UPにつながる情報を発信しています。

早速ですが、皆さんは、月初にマンスリータイプのカレンダーや手帳を捲って、今月分を見たときに、ギョッとしたことはないでしょうか?
私は、あります……。しかも、つい最近……。9月に、です。

どういうことかと言いますと、私が使っているカレンダーは、壁掛けタイプの日曜始まりの月捲りカレンダーで、各日の空いたスペースにその日の予定や ToDo を公私の別なく書き込んで、後で「しまった!」とならないようにしています。

通常は、これで問題ないのですが、今年の9月は、受難の月となってしまいました。
なぜなら、9月1日の朝を迎えたタイミングで8月分を捲って、9月分を見てみると、9月2日の欄に「16:30~ 〇〇歯科」と記してあったからです。

歯科医院への通院が「今日の今日」でなかったのは幸いでしたが、なぜこのようなことになったかと言うと、前月(以下「該当月」とする)の末日が土曜日だったからです。
おわかりになるでしょうか?

もし該当月の末日が月~金曜日のいずれかの曜日だったら、私は、下の画像のようにカレンダーに発生する空欄に「9/2 16:30~ 〇〇歯科」と書き込んでいたと思うのですが、

▲該当月が12月の参考例です。ご注意ください
▲該当月が12月の参考例です。ご注意ください


該当月の末日が土曜日で、上の画像のような空欄がなかったため、この情報を記載していなかったのです。

▲月末が30日の場合の参考例です。ご注意ください
▲月末が30日の場合の参考例です。ご注意ください


幸い、今回は、プライベートの予定で、大事に至るほどのことでもないので良かったのですが、今後、仕事に関わることでその支度に時間がかかったり、心の準備が必要だったりするケースが出てくるかもしれませんので、事前に何らかの対策を講じておくほうが良いのは火を見るよりも明らかでしょう。

そして、考えた結果、今後は、↓このように改めることにしました。

該当月の末日がカレンダーの最終行のいちばん右端にあるなどで、月末に空欄がない場合、その翌月頭の予定や ToDo を日毎に付箋に明記して、該当月のカレンダーや手帳の月末あたりに貼っておく。

実行するに当たって必要なモノは、付箋(全面のりタイプがオススメ)と筆記具のみ。後は、以下の通りに進めていくだけです。

①該当月の翌月頭の予定や ToDo を日毎に付箋に明記する

▲該当月が11月の例です
▲該当月が11月の例です


②①で記入が済んだ付箋を該当月のカレンダーや手帳の月末あたりに適宜貼り付ける


こんな簡単なことで、新しい月の月初に慌てずに済むので、私としては、超オススメです。



※本記事では、ヤマト株式会社にご提供いただいた「メモックロールテープ・カッター付」を使用。記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。



撮影:オダギリ展子



*最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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事務効率化コンサルタント

特許および貿易事務の業務に携わり、事務業務のリスクヘッジや効率化のノウハウを身につける。その結果、過去の担当者の月100時間を超える残業をゼロに! 皆様のデスクワークの効率UPにつながる情報を発信したいと思います。著書に『働くあなたにピッタリのモノが見つかる! スクールステーショナリーガイド BOOK』(学事出版)、『デスクワーク整理術』(三笠書房、知的生きかた文庫)、『事務ミスがない人の図解整理術〔書類・メモ・データ〕』、『デスクワーク&整理術のルールとマナー』(日本実業出版社)など。

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