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快適と思いきや…夏から秋へ変わる時期のランニングで注意したいことは?

萩ゆうランニング系ライター

暑い夏から秋に変わる季節は、走りやすくランニングに最適な時期です。マラソンシーズンに向けて、より本腰を入れて走り込もうと考えているランナーもいるのではないでしょうか。

快適に走れる秋に近づく時期だからこそ、ランニングをするうえで注意したいことについて解説します。

体の疲れをとる

気温の変化が感じられる秋は、夏の疲れをどっと感じやすいもの。暑い夏に一生懸命練習を頑張った人は、特に疲労が蓄積している可能性も。

この時期に疲れて練習が積めなければ、目標としているレースに響いてしまうかもしれません。

疲れを感じていたら無理せず体を休めましょう。銭湯やマッサージに行ったり、バランスを考えた食事や十分な睡眠をとったりすることも効果的です。

量より質の練習にシフトする

涼しく走りやすい季節だからこそ、練習内容を見直して質の高い練習にシフトさせましょう。夏と同じようなペースで走っていては、なかなかパフォーマンスが上がりません。

これまで量を意識した練習をしてきた人は質を意識し、レースペースのペース走やインターバルなどを取り入れてみましょう。

本番を意識したタイムトライアルなどもおすすめです!

「秋バテ」に注意!

夏に引き起こされる「夏バテ」のような状態が秋までつづく、「秋バテ」というものをご存じですか?

夏バテというのはいわゆる暑気あたりで、食欲不振やだるさなどの体調不良が代表的な症状です。それが秋口まで続いて、寝不足で朝起きられない、やる気が出ず頭がボーッとする、めまいや立ちくらみがする、口やノドが渇き風邪をひきやすい、といった症状が加わったら、秋バテを起こしていると考えられます
(引用:https://weathernews.jp/s/topics/202309/160095/

夏が終わって不調に苦しまないためにも、エアコンの温度を調整したりぬるま湯にゆっくり浸かったりして冷えの対策をするほか、規則正しい生活を意識して自律神経を整えましょう。

焦らない

快適に走れる秋は、周りのランナーの練習報告やレース結果を耳にする機会も増えるかもしれません。周りの情報に焦ることで、ケガにつながる危険性があります。

「自分も頑張らないと!」と、無理なペースで走ることや普段走らない距離を走ることは避け、自分のペースでランニングに向き合いましょう。

秋ランを楽しむ気持ちをもつ

せっかく気持ちよく走れる季節なので、秋ランを楽しむ気持ちをもつことも忘れずに。

暑さがやわらぎランニングが気持ちいいと感じる幸せや、少しでも長く速く走れるようになったことで感じられる成長を存分に楽しみましょう!

紅葉やキンモクセイなど自然の移り変わりを楽しむことで、いつものランニングがもっと楽しくなるかもしれませんよ。

せっかく快適な気温で走れる秋、「今こそランニング!」という気持ちになりますよね。注意したいポイントをしっかりおさえて、スポーツの秋にランニングを取り入れましょう。

ランニング系ライター

全国各地を転々と暮らすWebライター。スポーツ系、おでかけ系メディアなどで執筆中。3度の飯よりランニングが好きで、フルマラソン3時間ぎりの記録をもつ。

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