この日のランチは、旭川建設労働者福祉センター(サン・アザレア)の中にある『ファミリーレストラン りっか亭』です。

場所は6条通4丁目、ときわ市民ホールの裏手。周辺には旭川勤労者福祉会館や上川教育研修センター、日章小学校などがあります。

「旭川建設労働者福祉センター(サン・アザレア)」は、勤労者の福祉増進と安定した豊かな生活水準を目指すために整備された施設とのことですが、一般の方はあまり利用する機会はないかもしれませんね。

建物に入ると右手がファミリーレストラン、左手が喫茶店です。

筆者は、以前所属していた団体で年に1回開催される総会が『ファミリーレストラン りっか亭』で行われていたので、何度か利用したことがあります。宴会もできるので、総会の後には懇親会も『ファミリーレストラン りっか亭』で行っていました。

この日は定食を目当てに行ったのですが、会議用のお弁当の注文が入っていたようで、定食は時間がかかるとのこと。

すぐできるメニューを聞いたらカレーライスかラーメンとのことだったので、カレーライスを注文しました。

そして席も「喫茶りっか」に案内されました。店内はこんな感じ。『ファミリーレストラン りっか亭』も同様で、いかにも公共施設の食堂や喫茶店という雰囲気です。

テーブルには「喫茶りっか」と『ファミリーレストラン りっか亭』両方のメニュー表が置かれています。つまり、どちらのお店に入っても、同じメニューが注文できるんです。

ほどなくして運ばれてきたカレーライスは、お皿といい、紙ナプキンに包まれたスプーンといい、しっかりとタマネギの形が残った黄色いルーといい、真っ赤な福神漬けといい、完璧な昭和のカレーライスです。

近年、インドはもちろんタイやネパール、パキスタン、スリランカといった国々のカレー料理や、札幌が発祥と言われるスープカレーなど、いろいろなタイプのカレーを食べることができますが、日本の国民食「カレーライス」といえば、この手の黄色いルーが特徴の昔懐かしいカレーライスですよね。これぞカレーライスの王道です。