「油粘土は、アセトンで溶けるかな?」実験やってみた。
「油粘土は、アセトンで溶けるかな?」実験やってみた。
・・・ええっとですね、これはあくまで個人的な興味による個人的な実験の記録です。高尚な目的で厳密な実験をしているわけではないのでご了承ください。
①油ねんどで作った型の中に
②アセトン(を含む)流動体を流し込んでも溶けず(変形せずに)
③型として機能するかどうか?
・・・を、調べたいのですよ。
てなわけで早速実験です。油粘土はダイソーで買ってきました。安物です。
さっそく、適当な大きさに千切ってこねていきますが、それにしてもダイソーの油ねんど、子供用という割には硬いですね。子供の力で捏ねることができるかどうか不安になりますが今回の実験においては問題ナシです。
先ほどまで汚れ作業やっていたので、手の汚れがすっかり粘土に移ってしまって大変お見苦しい状態になっちゃってますが、自分の手の汚れは落ちてしかもスベスベになってしまいました。(これはこれで大発見)
油粘土で作った器の中にアセトンを流し込みます。
あとは放置。(溶けた時のために、ステンレス製のトレーに入れてます)
30分経ち・・・
60分経過して・・・
変化がありました。アセトンが揮発して減っていることです!!!
(何も変化がなかったので大袈裟に言ってみました)
ここでアセトンを抜いて、油ねんどの状態を調べてみました。
うん、ほとんど変化なし!!!!
強いて言うならば、表面の艶がなくなって、油粘土表面特有の肌触り(?)ヌメッとしか感じがなくなってやたらにサラサラになったくらい。
また、柔軟性も変化なくて、ちょっとひねってみたらすぐ油粘土らしいヌメっとした部分が出てきました。
【結論】油粘土は、アセトンでは溶けない
もっと長時間浸けた場合などどうなるかはわかりませんが、その前にアセトンのほうが揮発してしまいますね。
・・・というわけで、個人的な理由による個人的な実験は成功いたしました。油粘土は「型」として機能してくれそうです。
これで、安心して実験は次の段階へと進むことができそうです~!!!(続く)
【アセトンの取り扱いについての注意点】
・火気厳禁(消防法:危険物第四類第一石油類水溶性) アセトンの引火点は-20と、常温でも引火します。 更に揮発性も高いので、使用時は必ず換気をして、火気がないことを確認してから使いましょう。
・換気に気を付けてください。防毒マスクの着用を推奨します。
・肌に付着した場合、驚くほどの脱脂能力があります。すぐに手が荒れてしまうので十分な洗浄ののちにスキンケア等の処置をお勧めします。
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