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【いわき市】町中華の匠が魅せる、概念を覆すような「ニラレバー定食」。これって本当に「ニラレバ」?

SMILE AGAINいわきのグルメを追い求める保険屋(いわき市)

どうも、いわきのグルメを追い求める保険屋 SMILE AGAIN です。

昔ちょっと思ったのですが、毎日あちこち駆けずり回ってその出先で食事でもと思った時、いつ行っても必ずお食事時には混雑しているお店がどこの地区にも何件かあって、そういうお店には次から次へとお客さまがやってくる。

私も商売をやっている身ですが、そんなうらやましいお店の特徴をふと考えた時、そういうお店には共通点があることに気づきました。

それは、

「いつも同じ味」。

そして「何を食べても美味しい」。

一見、何の変哲もないような回答に聞こえますが、この2点をクリアしているお店ってそれほど多くはないような気がします。

いくら美味しいお店といっても、頻繁に訪れるお店で同じメニューばかりオーダーする方は少ないでしょう。

たとえば、ラーメンの気分の日もあれば、定食が食べたい日もきっとある。

お店としては訪れる人たちの、その日の気分で変わる食欲を満たさないといけない。

ということは、美味しいお店とは一つのメニューだけが抜き出ているワケではないでしょう。

どのメニューをオーダーしても満足できないと。

つまり、「いつ行っても」「何を食べても」決して期待を裏切らない。

そんなお店はお食事時になるとワッと人が押し寄せ、たちまち人気のお店となっていくような気がします。

私の中で「いつ行っても」「何を食べても」満足できるお店の1つが、以前もご紹介した「中華 丸福」さん。

「中華 丸福」さんといえば前回ご紹介した「五目焼きそば」が人気No,1メニューですが、「中華 丸福」さんの魅力はそれだけではありません。

まだまだお伝えしきれていない部分がたくさんありますが、「中華 丸福」さんの美味しさを改めて実感できるメニューに「ニラレバー定食 850円」があります。

「五目焼きそば」同様、「ニラレバー定食」も町中華では王道の人気メニュー。

ただし「中華 丸福」さんの「ニラレバー定食」は、みなさんが思い描く”レバニラ炒め”のイメージとはちょっと違います。

一言で表せばいい意味で、主役のレバーが”あんまりレバーっぽくない”。

レバー自体は独特の風味があり、素材の鮮度や下処理次第ではその独特の風味が際立って、好き嫌いが分かれてしまう食材です。

そのちょっとクセのあるレバーの風味をあまり感じることなく、まるで別の食材ような味わいに仕上げてしまうあたりは、”お見事”としか言いようがありません。

誤解のないようにお伝えしますと、食べた感じは間違いなくレバーなんです。

レバーなんですが、レバー特有のネガティブなところだけ取り去った感じ。

口に運べばレバーらしいマッタリとした味わいがしっかりやってきますが、その独特の風味がいつまでも口の中に残らないので、一般的な「レバーを食べている」という印象からかけ離れてしまいます。

臭みとか後味のしつこさなど、イヤな印象が残らない。

この味わいの秘訣はレバーを”炒める”だけでなく、一度衣をつけて”油で揚げている”からかもしれません。

そこに少しだけピリ辛風味の「中華 丸福」さん独自の味付けが加わり、レバーが苦手な方にも受け入れられる、美味しさだけが引き出されたクセのない「ニラレバー定食」の完成です。

もちろん「中華 丸福」さんならではの味付けと相まって、ニラやもやしのシャキシャキ感も「ニラレバー定食」には欠かせないアクセント。

口へ運ぶたびにゴハンが進むこと請け合いです。

美味しさいっぱい!

お腹いっぱいで満足感もいっぱい!

食べ終わった後には、きっとそんな感想が待っていることでしょう。

決して期待を裏切らない「町中華」のお店。

それが「中華 丸福」さん。

中華と言えば外せない、美味しいお店のひとつです。

「中華 丸福」
住所:福島県いわき市常磐湯本町下浅貝94-2
営業時間:11:30~15:00(ラストオーダー 14:30)
     18:00~21:00(ラストオーダー 20:30)
電話番号:0246-43-4649
定休日:水曜日
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いわきのグルメを追い求める保険屋(いわき市)

福島県いわき市で保険屋を営む傍ら、本業そっちのけでいわきのグルメを追い求めるミドルエイジ。東日本大震災も新型コロナも乗り越えた「いわきの今」をお届けします。

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