「やらないといけない家事」や「家族の世話」に追われて「やりたいこと」ができない問題を解決する考え方
こんにちは。時短家事アドバイザーのあやこです。今日は、「やらないといけない家事」や「家族の世話」に追われて「やりたいこと」ができない問題を解決する私なりの方法を紹介します。
「やらないといけないこと」をすべて完璧なクオリティーでやろうとしている?
全部の「やるべきこと」を完璧なクオリティでやるのは無理ゲー。こう言われたら「そうだな」と思うことでしょう。しかし人は無意識に「全部を完璧にやらないといけない!」と思いこんでいたりします。かつての私がそうでした。
その結果、「やらないといけないこと」すべてで完璧を追求し、時間がかかりすぎて疲弊したり、後回しになっている家事まで到達できなかったり、自分がやりたいことに使える時間がゼロになり自己嫌悪に陥ったりしてしまいました。完璧を追求するほど、残念な結果になる!と気づいた時には驚きました。
問題にならない程度のクオリティの方がよっぽどマシだった
ある日、読書をしていて「家事は完璧でなくてもいいじゃん!」と思いました。そこで問題にならないギリギリのラインを見極めて、ほどほどクオリティで家事をこなしてみました。すると、これまでよりも家事にかける時間は少なくなりましたし、全ての家事をざっくりとこなせるようになりました。
完璧にしようとしないほうが、全体的にはよほどマシな結果に終わることが分かりました。
自分の家事の基準を決めてみた
その後は、家事の目的もことばにしてみました。以下のことが達成できていれば大満足とすることにしました。
掃除:自分が不快にならないレベルであればOK
洗濯:洗濯済みの衣類を使えればOK
料理:栄養バランスが良ければ調理方法は何でもOK
買い物:自分でいかなくてもOK
片づけ:自分が不快にならない程度に整っていればOK
サボる・手抜き・見て見ぬふりは不要で、自己肯定感も上がる
サボったり、手を抜いたり、汚い部屋の中で我慢して過ごしたりすると自己肯定感が削られてしまいますが、低くても「自分が決めた基準をクリアする方法」なら、逆に自己肯定感が上がることにも気づきました。
最終的に、月70時間の家事を無くせた
その後は時短家事に真剣に取り組んで、自分の基準をラクラクでクリアできる部屋をつくったり、最新家電を導入したりしました。工夫の結果、今では、掃除や洗濯に使う自分の時間はそれぞれ5分くらいまで減らせました。1ヶ月では70時間ほどの家事消滅です。
そのうえ、必要十分な家事クオリティをラクに維持できるようになり、以前よりもずっと清潔で片づいた家に住めるようにもなりました。かつて、洗濯に1日20〜30分もかかっていたり、掃除まで手が回らなくて残念な気持ちになっていたのは、何だったんだろう!と思います。
人生の目的を叶えることに、より時間を使いたい
私にはこの春から、給食のない学校に進学した子どもに、毎日昼食を持たせるタスクが追加されれました。このタスクは3年間続くので、自分が手作りすることにはこだわらないつもりです。冷凍弁当、宅配食材、作り置き、家事代行など、使えるものは何でも使い、自分の時間を大切にできるように工夫していこうと思います。
今日は考え方について書きましたが、時短家事を進めるための具体的な方法は他にも多数あります。最近、掃除の時短術について電子書籍「掃除の苦労を9割へらす本」にまとめたので、気になる方は合わせてチェックしてみてください。