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こっちのタイガースも連勝伸ばして9連勝 貯金7の5位<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
決勝打となる先制の15号2ランを放ったナ・ソンボム(写真:KIAタイガース)

6日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

5位以内のポストシーズン進出権を争う5位KIAタイガースと6位トゥサンベアーズの対戦はKIAが7-1で勝利。連勝を9に伸ばした。

KIAは3回表1死二塁で3番ナ・ソンボムが、トゥサンの先発クァク・ピンのカーブを豪快にライトスタンドに運ぶ15号2ラン。2-0とした。KIAは4回にも2番キム・ドヨンの4号2ランなどで5点を挙げて7-0とリードを広げた。

KIAの先発、左腕のトーマス・パノーンは6回98球を投げて被安打3、無失点。7つの三振を奪う好投を見せた。シーズン途中加入のパノーンは4勝目(1敗)を挙げた。

◇9月6日(水)の結果

・トゥサン 1 - 7 KIA(チャムシル)

 勝:パノーン

 敗:クァク ピン

・KT 4 - 3 LG(スウォン)

 勝:チョ イヒョン

 敗:コ ウソク

・ハンファ 6 - 5 SSG(テジョン)

 勝:チャン シファン

 敗:イ ロウン

・ロッテ 2 - 7 サムスン(ウルサン)

 勝:イ スンヒョン#20

 敗:チェ ジュンヨン

・NC 8 - 2 キウム(チャンウォン)

 勝:シン ミンヒョク

 敗:ヤン ヒョン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「新人ドラフトは9月14日」

来年入団の新人選手を選ぶ2024KBO新人ドラフトが9月14日に行われる。22年の下位球団から順に指名する完全ウェーバー制で、1ラウンドから11ラウンドまで指名を行う。日本のプロ志望届提出者に相当する指名対象者は1,083人。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

サムスンライオンズ戦の7回裏、ハン・ドンヒの代走で出場。8回表にライトの守備についた。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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