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20歳のスターが38号40盗塁「40-40」にあと2発 136得点はリーグ新記録<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
先頭打者弾でシーズン記録の136得点としたキム・ドヨン(写真:KIAタイガース)

23日のKBOリーグは3試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

公式戦1位を決めたKIAタイガースは2位確定のサムスンライオンズと対戦。KIAは「40-40」とシーズン最多得点記録がかかるキム・ドヨン(20)を1番で起用した。

そのキム・ドヨンは初回に38号ソロホームラン。16日の37号に続いてセンターバックスクリーンに放り込む一発だった。

キム・ドヨンはこのホームランで136得点として、ソ・ゴンチャン(KIA)がネクセンヒーローズ在籍当時の2014年に記録したシーズン最多得点記録(135得点)を更新した。

さらにキム・ドヨンは5回に四球で出塁すると、次打者の初球に盗塁成功。40盗塁の大台に乗せた。

試合はKIAが5-3で勝利。キム・ドヨンはホームランを含む3打数3安打1打点3得点。盗塁1つを決めて「40-40」まであと2本塁打とした。KIAの残り試合は5。

映像:キム・ドヨンの今季136得点目となる38号(KBO公式YouTubeチャンネル)

(関連記事:プレミア12韓国予備メンバー決定 井端監督が「ヘッスラの子」と気にする「40-40」目前の20歳も

◆「NPB記録は143得点」

NPBのシーズン最多得点は小鶴誠(松竹)の143得点(1950年、130試合)。2位はタフィ・ローズ(近鉄)の137(2001年、140試合)。

◇9月23日(月)の結果

・トゥサン 8 - 4 SSG(チャムシル)

 勝:イ ヨンハ

 敗:ソン ヨンジン

・ハンファ 2 - 3 ロッテ(テジョン)

 勝:ク スンミン

 敗:チュ ヒョンサン

・KIA 5 - 3 サムスン(クァンジュ)

 勝:キム ギフン

 敗:イ スンミン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「SSGの連勝6でストップ。6位に後退」

5位のSSGランダーズは4位のトゥサンベアーズに敗れて連勝が6でストップ。KTウィズと入れ替わって6位に後退した。5位KTと6位SSGのゲーム差はなし。KTは残り3試合、SSGは5試合。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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