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【胃が無くなるとどうなる?】胃の特徴や働きからわかりやすく解説!

突然ですが…

"胃が無くなる"

とどうなるのでしょうか?実際に、胃を切除する方もいます。

ということで、今回は「胃が無くなると…」といった少しマニアックなお話をしていきます。

ご覧いただきありがとうございます。おがちゃん先生です。
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今回の目次

  1. 胃はどんな臓器?
  2. 胃が無くなるとどうなるの?
  3. 食後すぐに起こる不調(早期ダンピング症候群)
  4. 食後に時間が経って起こる不調(後期ダンピング症候群)
  5. 胃を健康に保つために
  6. 最後に

【1】胃はどんな臓器?

胃は、食道と小腸を繋ぐ袋状の器官です。

様々な働きがありますが、最大の働きは「食べたものを蓄えて、徐々に小腸に送ること」です。

【2】胃が無くなるとどうなるの?

胃が無くなると、食べたものが一気に小腸に流れ込みます

これにより腹痛などが起こることがあり、これを「ダンピング症候群」といいます。

【3】食後すぐに起こる不調(早期ダンピング症候群)

食後に食べたものが一気に小腸に流れ込むと、小腸が刺激されて運動が亢進します。

また、様々なホルモン(消化管ホルモン)がたくさん分泌されることでも小腸が刺激されて、下痢・吐き気・腹痛などが起こります。

だいたい食後5分〜60分以内に起こります。

【4】食後に時間が経って起こる不調(後期ダンピング症候群)

たくさんの炭水化物が一気に吸収されると、一時的に高血糖となります。

これによりすい臓から「インスリンが過剰に分泌される」ことで、今度は「低血糖」となり、めまい・脱力感・冷汗・動悸・手指振戦などが起こります。

だいたい食後2〜3時間後に起こります。

【5】胃を健康に保つために

胃の切除に至らないように、胃の負担を減らす生活習慣をいくつか紹介します。

  • 禁煙
  • 塩分を摂り過ぎない
  • お酒を飲み過ぎない
  • ストレス解消
  • 野菜や果物をしっかり摂る
  • ピロリ菌の除菌など

胃切除をした場合は、1回の食べる量を減らし、1日の食事回数を増やす(5〜6回)こともあります。

下の動画でも解説していますので、ぜひご覧ください!

最後までご覧頂きありがとうございました。
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身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/JSTAS認定整体師/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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