「免疫力を下げる」5つの生活習慣!-免疫力を高めて丈夫な体を-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「免疫力を下げる5つの生活習慣」というテーマで解説していきます。
今回の目次
- 免疫ってなに?
- 免疫力が低いってどんな状態?
- 免疫力を下げる"5つ"の生活習慣
- 免疫力を高めて丈夫な体を
【1】免疫ってなに?
免疫とは「疫(えき)から免(まぬがれる)れる」という字のように、外から侵入する異物を排除する仕組みのことです。
また、体内で感染した細胞(ウイルス感染細胞)を倒す役割もあります。
免疫を担う細胞は「白血球」であり、マクロファージや好中球、NK細胞、T細胞など様々な細胞があります。
下の動画では免疫の仕組みについて、解説しておりますのでぜひご覧ください。
【2】免疫力が低いってどんな状態?
一般的にいう免疫力が低いとは「異物に対する防御反応(免疫機能)が弱くなる状態」です。
この状態だと下のような状態に繋がることがあります。
- 風邪を引きやすく、治りにくい
- 慢性的に疲れを感じやすい
- 傷や口内炎が治りにくい
- 食欲の低下など
なかには、免疫機能が暴走して、アレルギー症状が悪化してしまうことも考えられます。
【3】免疫力を下げる"5つ"の生活習慣
免疫力を下げる習慣にはいくつかありますが、今回は代表的なものを5つ紹介します。
①栄養不足や偏食
例えば、極端なダイエットなどにより栄養が不足していると、免疫力が低下しやすい。特にタンパク質やビタミンA・C・D・Eといった栄養素は重要です。
②ストレス
ストレスは自律神経の乱れを招き、粘膜が乾燥したりすることで、異物が侵入しやすくなります。
③睡眠不足
睡眠不足が続くと、成長ホルモンやコルチゾールといった免疫に関わるホルモンバランスが乱れて、免疫力が低下しやすくなります。
④喫煙
喫煙により、血流を悪くさせたり、免疫に大切なビタミンCを消費しやすくなるため、免疫力が低下しやすいです。
⑤激しい運動
運動不足も良くないですが、激しい運動は体内の「酸化」を進め、抗酸化作用のあるビタミンCやEの消費量を増やすため、免疫機能に悪影響を与えやすいです。
こういった食事や生活習慣以外にも、体が冷えていたり、高血糖が続いたりすると、免疫力が低下しやすくなります。
【4】免疫力を高めて丈夫な体を!
特に50代以降の女性の場合は、女性ホルモンが減少することで、皮膚のバリア機能が低下し、免疫力が低下しやすいです。
特に下のようなことを意識すると良いでしょう。
- 適切な量の食事を摂る(極端なダイエットはしない)
- 抗酸化作用ある栄養素を摂る(ビタミンCやE・β-カロテンなど)
- ストレス解消を心がける(笑うことで白血球のNK細胞が活性化すると考えられている)
- 禁煙、お酒を飲みすぎない
- 運動は"適度"に行う(会話をしながらできる程度の強度が目安)
- たんぱく質をしっかり摂る(抗体や酵素の材料になるなど)
- 筋力向上(冷え性の改善のためにも大切)
- 規則正しい生活習慣(適切な睡眠)など
肝臓や腎臓の機能が低下している場合は、タンパク質の摂取制限が必要な場合もありますので注意しましょう。
では、今回はここまでになります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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