更年期の不調は「ホルモンバランス」だけじゃない?-不調に関わる意外な要因とは?
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「更年期の不調はホルモンバランスだけじゃない?」というテーマで解説していきます。
今回の目次
- 更年期はいつのこと?
- 更年期ではどんな身体の変化が起こる?
- 更年期の不調は「ホルモンバランス」だけじゃない?
- 更年期の快適な生活のために
【1】更年期はいつのこと?
更年期とは、閉経を挟んだ前後の約5年間(計約10年間)のことをいいます。
閉経の平均が50.5歳なので、45〜55歳頃が更年期の目安ですが、これには個人差もあります。
【2】更年期ではどんな身体の変化が起こる?
更年期では、卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの分泌が低下します。
このようなホルモンバランスの変動などから、血管運動症状・精神神経症状・身体症状などが起こりやすくなります。
また、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下することで、閉経後には下のような変化が起こりやすくなります。
- 骨が弱くなりやすい
- LDLコレステロールが増えやすい
- 中性脂肪が増えやすい
- 尿酸値が高くなりやすい
- 動脈硬化が進みやすい
- しわができ、たるみやすいなど
【3】更年期の不調は「ホルモンバランス」だけじゃない?
更年期の不調には、ホルモンバランスの変動が大きく関わっています。
しかし、それだけではなく社会的・精神的なストレス(変化)も関わります。
- 老後の不安
- 定年や退職の近づき
- 親の介護
- 子供の独立(巣立ち)
- 自分自身の健康の不安など
このように、更年期の不調は「ホルモンバランス」だけではなく「社会的・精神的なストレス」が複雑に絡み合って起こるのも特徴です。
そのため、メンタルケア等も大切になるということですね。
【4】更年期の快適な生活のために
前述したように、更年期では「社会的・精神的なストレス」も関係しているため、自分なりのリフレッシュ方法を持つことも大切です。
例えば、下のようなことがおすすめです。
- 軽い有酸素運動(ウォーキング、ヨガ、スイミングなど)
- 深呼吸や瞑想
- 手芸、ガーデニング、読書などの趣味に没頭する
- 温泉/入浴(冷え症の対策としてもあり)
- アロマテラピー(好きな香りを使う)
- 質の良い睡眠を確保する(寝室環境を整える)
- リラクゼーションマッサージ
- お茶会や飲み会(友人との交流をして"話す"ことも大切)
- 好きな音楽を聴いたり映画鑑賞をする
また、加齢ととも体力が落ちることで、運動意欲が低下し、さらに身体が弱くなってしまい、動くことにネガティブになってしまいます。
そのため「適度な運動」を心がけ、体力や筋力を維持することも大切です。
激しい運動は、身体の酸化(老化)を進めてしまうので、少し息が切れる程度で、会話をしながらできる程度の「適度」を心がけましょう。
下の動画でも解説しておりますので、ぜひご覧ください!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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