「肝臓」に脂肪が溜まる"3つ"の要因?-脂肪の摂り過ぎだけじゃない?
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は『肝臓に脂肪が溜まる"3つ"の要因?』というテーマで解説していきます。
今回の目次
- 肝臓ってどんな臓器?
- 肝臓に脂肪が溜まるとどうなる?
- 「肝臓」に脂肪が溜まる"3つ"の要因?
- 肝臓を労わる生活習慣
【1】肝臓ってどんな臓器?
肝臓は右上腹部にある大きな臓器です。
解毒・胆汁の生成・栄養素の代謝など、様々な働きをしていて「体内の大化学工場」とも呼ばれています。
【2】肝臓に脂肪が溜まるとどうなる?
肝臓に脂肪がたくさん蓄積した状態(いわゆる脂肪肝)でも、多くは無症状です。
ときに、右上腹部に痛みが起こることがあります。
無症状だからといって放置してわけではありません。
放置すると、肝臓の機能が低下してしまうことがあり、浮腫(むくみ)・黄疸など、様々な不調が繋がることがあります。
【3】「肝臓」に脂肪が溜まる"3つ"の要因?
肝臓に脂肪が溜まる要因として「脂肪の摂り過ぎ」があげられますが、それだけではありません。
具体的なものをいくつか紹介します。
①糖質の摂り過ぎ
糖質(炭水化物)は、ブドウ糖(グルコース)に分解されて、エネルギーとして使われます。
しかし、摂取量が多すぎると、余ったブドウ糖が中性脂肪に変換されて、肝臓に蓄えられます。
②お酒の飲み過ぎ
肝臓でアルコールを代謝する際に、中性脂肪の合成が促進されるため、肝臓に脂肪が蓄積しやすくなります。
また、ビールなどは「カロリーが高い」という理由もあります。
③内臓脂肪型の肥満
全身に分布する「皮下脂肪」は、分解されると全身でエネルギーとして使われます。
しかし、「内臓脂肪」は分解されると、まず門脈(血管)を通り肝臓に運ばれるため、脂肪が蓄積しやすくなります。
運動不足や偏った食生活などは内臓脂肪型の肥満を招きやすくなります。
この他にも、ホルモン分泌や代謝異常などによっても起こることがあります。
【4】肝臓を労わる生活習慣
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれていて、少し機能が低下したくらいでは自覚症状は現れにくいです。
しかし、機能が大きく低下することで様々な症状が現れます。
そのため、自覚症状がなくとも、日頃から生活習慣を整えることが大切です。
具体的には下のようなことを意識することがおすすめです。
- 脂肪を摂り過ぎない
- よく噛んで食べる
- 質の良い油を摂る(オメガ3脂肪酸など)
- ストレス解消
- 肥満の解消
- 食物繊維をしっかりとる
- お酒を飲み過ぎない
- 適度な運動
- 禁煙など
下の動画でも解説しておりますので、ぜひご覧ください!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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