史上最長の8試合連続ホームランまで1試合。次に対戦する先発投手からは4試合目にホームランを打っている
8月19日から26日にかけ、ケンドリス・モラレス(トロント・ブルージェイズ)が7試合続けてホームランを打った。7試合連続は史上7人目。そのうち、デール・ロング(1956年)、現マイアミ・マーリンズ監督のドン・マッティングリー(1987年)、ケン・グリフィーJr.(1993年)の3人は、8試合続けて打った。
なお、ストリークが6試合以上の選手は、7月に書いた「6試合続けてホームランを打ち、 最長記録まで2試合に迫る打者の前に、最大の壁が立ちはだかる!?」にリストを掲載した。
27日の試合で、モラレスはデビッド・ヘス(ボルティモア・オリオールズ)と対戦する。ヘスは5月にメジャーデビューした新人だが、モラレスとはすでに2試合で顔を合わせている。6打数4安打、1本塁打。モラレスがストリークの4試合目に打ったホームランは、他ならぬヘスからだ。
右投手のヘスに対し、スイッチ・ヒッターのモラレスは左打席に立つ。今シーズン、モラレスは21本のホームランのうち、18本を左打席から打っている。ストリーク中の8本(20日に1試合2本)は、最初の1本を除き、あとは7本とも左打席だ。8本とも、相手は先発投手だった。
ただ、マウンドに上がるヘスも、モラレスのストリークについては、史上最長タイにリーチがかかっていることを含め、知っているはずだ。