【東京都中央区】銀座で手作りしているフレッシュチーズが中央区で唯一コンテストに出品しました!
2年に1度開かれる、中央酪農会議主催「ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト」。全国から250品以上のチーズが出品され、国産ナチュラルチーズの頂点を決めるコンテストです。2023年10月に開かれた第14回コンテストに、中央区から唯一出品した生産者が「Cucina del NABUCCO(クッチーナ デル ナブッコ)」です。
「Cucina del NABUCCO」は、チーズの専門店ではなく、銀座のイタリアンレストランです。チーズ業者ではなく、レストランがコンテストに出品するのは珍しいこと。チーズは、銀座2丁目にある店内で手作りされています。コンテスト後の試食会で、クッチーナ デル ナブッコが出品したチーズをいただきました。新鮮な飛騨乳を使って作られるフレッシュチーズの美味しいこと!チーズはレストランで食べることができますが、店舗で購入することも可能です。いろいろなチーズを食べ比べたくて、モッツァレラチーズ、リコッタチーズ、モッツァレラ・アフミカータ、とろける旬果ブッラータの4種をテイクアウトで購入。自宅でチーズパーティをしました。
とろける旬果ブッラータ(限定販売)
筆者のイチオシが「とろける旬果ブッラータ」です。モッツァレラチーズの中に、生クリームと細かく刻んだモッツァレラを入れたものがブッラータ。とろける旬果ブッラータは、さらに旬のフルーツが中に入っています。これが、本当に素晴らしい味!フルーツの持つ甘味と酸味が、チーズとマッチして最高なんです。巾着型のフォルムも可愛いですね。コンテスト後の試食会で、シャインマスカットのブッラータをいただき、強く印象に残りました。季節によって使われるフルーツが変わることも、このチーズの楽しみの1つ。購入時のフルーツは「いちじく」でした。モッツァレラチーズとフルーツの組み合せは自分でも作るのですが、とろける旬果ブッラータはフルーツとチーズに味の一体感があり、個人では出せない味に仕上がっています。いちごやマンゴーなど、様々なフルーツを使ったブッラータが過去に登場したようなので、季節を変えてまた購入したいです。
モッツァレラチーズ(850円)
滑らかな口当たり、硬すぎず、柔らかすぎずのちょうど良い食感、噛むとジュワっとあふれるミルク感、「モッツァレラチーズって、こんなに美味しいんだ!」と改めて感じた1品です。そのままシンプルに塩とオリーブオイルで味わうのも良いのですが、ミルク風味がしっかりしているので、トマトや果物などと合わせるとよりチーズの味が際立ち美味しかったです。
リコッタチーズ(650円)
口いっぱいに広がるミルクの甘みに感動します。フレッシュチーズの美味しさを知るには、まずはこのリコッタチーズを食べてみることをおすすめします。リコッタチーズは、イタリアでよく料理やデザートに使われるのですが、正直言ってイタリアで食べた時よりもずっと美味しかったです。良いミルクを使って、丁寧に作られていることが伝わってきます。
モッツァレラ・アフミカータ(900円)
モッツァレラチーズを燻製にしたものが、モッツァレラ・アフミカータです。水分が抜けて、普通のモッツァレラチーズよりもしっかりとした歯ごたえです。初めはミルクの風味が強いのですが、徐々に燻製のスモーク感が出てきて、余韻が残る、大人の味わいのチーズ。少し焼くと、燻製の香りがしっかりと出てくるのでオススメです。
作りたてのチーズがいつでも食べられる店が銀座にあるなんて、嬉しいです!国産のナチュラルチーズは、近年海外のコンテストでも賞を取るほどレベルが上がっています。クッチーナ デル ナブッコのチーズも、すでに国内のコンテストでの受賞歴があります。1度食べたら、ナチュラルチーズの美味しさに感動するでしょう。クリスマスや年末年始など、イベントの多いこれからのシーズン、「クッチーナ デル ナブッコ」のフレッシュチーズをメニューに加えてみてはいかがでしょうか?
【Cucina del NABUCCO(クッチーナ デル ナブッコ)】
住所:東京都中央区銀座2-4-12 ミキモトギンザ2 7F
電話:03-6631-1117
営業時間:平日11:30-15:00/17:30-22:00 土・日・祝 11:00-22:00
定休日:無休