【目黒区】クリスマスにまだ間に合う! 「マヴィ自由が丘店」で極上のオーガニックワインを買おう
今年も残りあと1ヵ月を切りました。すでにクリスマスの予定や、年末の忘年会などいろいろ計画を立てている方も多いのではないでしょうか。
私、普段はあまり高いお酒は飲まないのですが、せめてクリスマスぐらいは奮発して、この1年の頑張りをねぎらってあげたい。
同じように感じていらっしゃる方におすすめのお店が、自由通り沿いにあるオーガニックワイン専門店「マヴィ自由が丘店」です。
自由が丘駅からは睦坂を上って徒歩約11分と少し離れていますが、
地元の方から素敵なお店なのでぜひ紹介してほしいという情報をお寄せいただいたので、実際に訪問してきました。
ワイン選びに迷い、迷宮入している人にとって頼りになる「マヴィ自由が丘店」
私もそうなんですが、ワインって知れば知るほど選ぶのが難しいと思いませんか。
同じぶどう品種や産地であっても生産者・畑によって違うし、ヴィンテージでも違う。
お店に行ってずらりと並ぶワインを見て、何を手掛かりに選べばいいか絶望してしまうこともあります。
そして、なんとか選んだとしても、どんなお料理に合わせるかでも迷う・・・。
そんな時に頼りになるのがワインの知識をしっかりと持っていらっしゃるスタッフの方。
「マヴィ自由が丘店」塩澤悠さんは、ボルドー大学認定DUAD(テイスティング)、WSET(Wine & Spirt Education Trust、ワインの国際資格)、Brevet Professionnel de sommelier(フランス政府公認のソムリエ国家資格)をお持ちのまさにワインエキスパートです。
私のようにワイン選びが迷宮入りしていても、塩澤さんにお任せすれば、好みの1本を選んでくれるのはもちろんのこと、
合わせるお料理、シチュエーションなどにぴったりなワインをずばり紹介してくますよ。
オーガニックということだけではなく、信頼できる生産者を吟味し、自社で直接ワインを輸入している「マヴィ」
マヴィ株式会社は1998年創業、日本で初めてオーガニックワイン専門商社としてスタート。
代表である田村安さんが、生産者を一軒一軒訪問して吟味した38生産者・200種類以上のEUオーガニック認証ワインを自社で仕入れ、販売しています。
「マヴィ自由が丘店」はその直営店。この他にも酒販店や飲食店向けの卸売やオンラインショップでの販売、フランチャイズの「マヴィ新高円寺店」を展開中です。
実は「マヴィ自由が丘店」は2023年に赤坂から移転してきたばかり。お店の内装は代表である田村さんと、「マヴィ自由が丘店」スタッフの塩澤さんが手作りで仕上げたそうですよ。
「ビオワイン」「ナチュールワイン」がブーム、でもその定義はあいまい!?
最近日本でも自然派ワインが人気。「ビオワイン」「ナチュールワイン」などさまざまな名称で販売されています。
「ビオワイン」とは化学肥料や化学除草剤などを使わない有機栽培されたぶどうを使ってつくられたもの。しかし、日本においてはオーガニックのようにJAS規格で制限されていないので誰でも使用できるという問題があります。
EUやアメリカでは「オーガニック」だけでなく「ビオ」についても法的な定義があり、専門機関による認証をマーク取得が必要です。
「マヴィ」で扱うオーガニックワインは最低でもEUオーガニック認証を取得したもの。さらに自分の信念と哲学を持った生産者が造る、工芸品のようなワインのみに厳選しています。
オーガニック認証を取得していたとしても工業的に大量生産したワインは取扱いません。
「マヴィ」代表である田村さん(フランス農事功労章シュヴァリエ受勲)が、フランス ソムリエ界トッププロのジェラール・ボアソー氏 (元フェランディ校サービス科主任教授)と共に選びぬいた極上のオーガニックワインを、創業時から現在に至るまで提供し続けています
徹底した温度管理でワイン生産者の蔵で飲むのと同じコンディションをキープ
「マヴィ」のワインへのこだわり、情熱は徹底しています。お店にディスプレイされているワインはすべて空瓶。
販売するワインは徹底した温度管理の下、現地で飲むのと遜色ないコンディションに保たれています。
また、オーガニックだからどのワインもおいしい、というわけではないと塩澤さん。
化学的なものに頼った土づくりはできないオーガニック栽培。土地の条件、環境、農家の能力、醸造管理レベルなどにより歴然とした差が出てしまいます。
厳しい自然と向き合いながらその土地の自然の力を最大限に引き出したおいしいぶどうを育てること。
そしてデリケートな発酵という自然のメカニズムと闘いながら、妥協せずによいワインを作り続けている信念を持った生産者・醸造家を発掘し、日本へと紹介することにこだわっているとおっしゃっていいました。
加熱殺菌を行わない伝統的な製法で作られたワインは、瓶詰後20度を超えると再活性、品質劣化が起きやすくなるため、古くから二酸化硫黄(SO2)を保存料として使ってきました(オーガニックワインでも使用は認められています)。
この二酸化硫黄(SO2)の使用を大幅に減らしたワインは、繊細な味わいを保つため、徹底した温度管理が必要です。
「マヴィ」ではすべてのワインをヨーロッパの生産者の元からお店まで完全温度管理輸送・定温倉庫保管。
生産者の蔵で飲むのと同じ状態でお客様に提供することをモットーとしていいるとのことでした。
ボジョレーヌーボーの考え方が変わる! 「マヴィ」が選りすぐった逸品、残数わずか
バブルの頃に一世を風靡したボジョレーヌーヴォー。
行き過ぎたお祭り騒ぎで、工業的なものが大量に出回り、おいしくないという評判が聞かれるようになってしまいました。
しかし、「マヴィ自由が丘店」では栽培から醸造まで家庭経営の小さなワイン農家「シュブラン家」「ランボン家」が造る、希少なオーガニックボジョレーヌーヴォーを提供。
自家栽培のぶどうのみを使用し、伝統的な製法でじっくり丁寧に醸造している逸品です。
シュブラン家・ランボン家の造るワインが飲めるのはマヴィだけ。滋味あふれるボジョレーヌーヴォーは軽やかで親しみやすく、日本の食卓にも合わせやすいおいしさです。
「マヴィ」チョイスのボジョレーヌーヴォーを飲めば、これまでのイメージがガラリと変わるかも。
ボジョレーヌーヴォーは単品ではもちろん、熟成タイプやロゼ泡、白ワインとを組み合わせた飲み比べセットもあるとのこと。
残り少なくなっているものもあるので興味のある方は、急いでお店に問合せてみましょう。
お正月用には干支ワイン「辰」がおススメ
2024年は辰年。「マヴィ」では毎年干支のデザインをラベルに施したオリジナルワインを赤・白で販売しています。
年末年始のご贈答や成人式のお祝い、お誕生日プレゼントに好評なのだとか。
ワイン生産者はピヴァ家(フランス・ボルドー地方)で、創業以来オーガニックでのワイン造りを続け1984年に認証を取得。アキテーヌコンクールやパリコンクールでのメダルを数多く獲得する実力者です。
ピヴァ家のシャトーは13世紀にエドワード2世の命により建てられたもので国の指定文化財となっています。
輝くガーネット色の「赤」は「ボルドー Piva SCEA」。黒い果実にスパイス、煙草の香りでほどよい凝縮感を持ち、やわらかい果実味、心地よい渋みが感じられる「中口」です。
淡いレモンイエロー色の「白」は「ボルドー アントル ドゥー メール Piva SCEA」。グレープフルーツやリンゴの果実に、ハーブの香りが清々しい味わいです。爽やかですっきりとした中にも華やかさもあり、おせち料理などにも合わせやすい「辛口」。
どちらも期間限定で数量限定とのこと。興味がある方はこちらもお早めにお問合せくだだいとのことでした。
「マヴィ自由が丘店」は八雲の住宅街に近い場所。スタッフの塩澤さんもとても気さくな方なので、ぜひ気軽に相談し、クリスマスや年末年始にぴったりなワインを選んでもらってはいかがでしょうか。
ちなみに「マヴィ自由が丘店」の年末営業は28日(木)までは通常営業。29日(金)は13時~18時の短縮営業です。
2024年1月は6日(土)から営業開始とのこと。詳しくは公式ホームページをチェックしてからお出かけくださいね。
■取材協力
【店舗概要】
マヴィ自由が丘店
営業時間:水曜~金曜 14時~19時/土曜 13時~19時/日曜祝日 12時~18時、月曜・火曜休み(2024年1月からは月曜休みのみとなります)
※年末年始の営業時間に関しては通常と異なりますのでご注意ください。
住所:東京都目黒区中根1-23-5
問合せ先:050-1791-9470