【4月8日のMLB】アフリカン・アメリカン初の監督/隻腕左腕の初登板&初打席…
◆1974年4月8日
アトランタ・ブレーブスのハンク・アーロンが、通算715本目のホームランを打ち、ベーブ・ルースを抜いて歴代1位に立つ。そこから、バットを置くまでに40本を積み上げ、755本とした。バリー・ボンズがアーロンに並んだのは2007年8月4日、上回ったのはその3日後だった。
◆1975年4月8日
クリーブランド・インディアンズのフランク・ロビンソンが、監督としてデビューする。アフリカン・アメリカンの監督は史上初。選手兼任のロビンソンは、自身を「2番DH」としてスターティング・ラインナップに書き込み、1回裏に先制ホームランを打った。試合は、5対3で勝利を収めた。
◆1989年4月8日
生まれつき、右の手首から先がないジム・アボットが、カリフォルニア・エンジェルスの先発投手としてメジャーデビューする。前年のドラフトで全体8位指名を受け、マイナーリーグで投げることなくメジャーリーガーとなった。キャリア最後の1999年は、ナ・リーグのミルウォーキー・ブルワーズに在籍。初登板からちょうど10年後の4月8日に初めて打席に立ち、この試合は三塁ゴロと三振に終わったが、6月15日と30日はヒットを打ち、打点も記録した。
◆1993年4月8日
クリーブランド・インディアンズのカルロス・バイエガが、同じイニングに左右の両打席からホームランを打つ。史上初。7回裏に、1本目は右打席、2本目が左打席。バイエガの他には、マーク・ベルホーン(2002年8月29日)とケンドリース・モレラス(2012年7月30日)の2人しか記録していない。
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