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昭和27年創業〈久留米ラーメンの歴史と伝統を継承する老舗店〉大砲ラーメンのルーツでもある伝説の名店

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

1952年(昭和27年)創業。大砲ラーメンのルーツでもある伝説の名店。2006年(平成18年)に一度閉店し、その後、新生「青陽軒」として2009(平成21年)に復活。現在は福岡県久留米市を中心に、7店舗を展開している。

ららぽーと福岡にある「清陽軒」へ

福岡県福岡市博多区那珂。福岡市の旧青果市場のあった広大な敷地に一昨年の2022年に開業した「ららぽーと福岡」。近場なので何度も訪れている場所ながら、今回ゴールデンウィークの最終日にテナントとしてフードコートに入っている〈久留米ラーメン清陽軒〉へ、はじめて訪問してみた。

フードコートでの2年間は人気を持続

ららぽーと自体は10時オープンながら、フードコートは11時開店。いつも行列ができているイメージだしゴールデンウィーク期間中の休日ということもあり、様子見で10時45分頃に「清陽軒」をのぞいてみると準備中ではあるものの、まだ並び自体は一人もない状況だったので、一旦その場を離れ開店少し前に再訪することにした。そして開店5分前の10時55分に店頭へ到着すると、すでに30名ほどの大行列。唖然としながらも、この日は「清陽軒」を食べに来たのだからと初志貫徹。最後列に並びながら開店を待つ。結局待つこと20分ほどでハイテクな券売機前へ進むことができた。

注文は、店頭にあるメインメニューの左端。「味玉ラーメン」を選択し発券。待つことしばし、受取口でトレーに乗せられた一杯を受け取り、なんとか探し出した空席へ着席できホッとひと息。(※席は事前に確保しておくべきですね…汗)

老若男女美味しくいただける豚骨ラーメン

さて、フードコートではありながらも、はじめて味わう一杯にワクワク。ひと口目のスープをいただくと、あっさりとしながらもコク深い味わいの豚骨スープがとても美味しい、という印象。麺の細さや味玉の感じからは久留米ラーメンの個性よりも誰もが大好きな豚骨ラーメンという一品。フードコートでも美味しくいただけるレベルなら、本店でも美味しい一杯を食べてみたいなぁと思った次第。

現在の「久留米ラーメン清陽軒」一覧

福岡県久留米市の諏訪野町に「久留米ラーメン清陽軒諏訪野町本店」、久留米市日吉町の「清陽軒文化街店」、久留米市善導寺町の「清陽軒善導寺店」、 久留米市東町の「清陽軒西鉄久留米駅店」、福岡県小郡市の「清陽軒小郡店」、福岡県柳川市の「清陽軒ゆめモール柳川店」、今回ご紹介した「清陽軒ららぽーと福岡店」の7店舗を展開していますので、お近くに寄られた際はぜひ、その味を一度お試しください。

久留米ラーメン清陽軒ららぽーと福岡店

住所  :福岡県福岡市博多区那珂6-23-1[地図
営業時間:11時00分~22時00分(L.O.21時30分)
定休日 :ららぽーと福岡の休館日に準じる
駐車場 :ららぽーと福岡駐車場

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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