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引き続き夏本番!失敗しない夏の香水のつけ方!

調香師・ゆうか調香師/フレグランスライフアドバイザー
暑い夏も香りを楽しもう!

8月になりましたね!お盆休みを控え、いろいろ楽しみな計画を立てている方もいらっしゃると思います。お出かけの際に香水をつける方もいらっしゃいますよね!今回は前回に引き続き、夏本番に向けた香水の楽しみ方をお伝えします。
前回は失敗しない夏の香水の選び方をお伝えしましたが、今回は失敗しない夏の香水のつけ方についてです。
お手持ちの香水も、これから買う予定の香水も、ぜひこの記事の内容を参考にして楽しんでください!

夏の香水のつけ方のポイント

前回の記事でもお伝えしましたが、夏の香水のつけ方のポイントは湿度と気温に合わせるということです。香水の香りは湿度・気温が高いとそれだけ強く香りがちです。
夏の香水のつけ方のポイントは、その湿度と気温といかにうまく付き合っていくかがポイントになります。

夏の湿度と気温に合わせた香りのつけ方

では、夏の湿度と気温に合わせた香りのつけ方を見ていきましょう。
ポイントは「ムワッと香らせない」ことです。
湿度・気温が高い環境で香りをつけると、いつもは気にならなかった香りがしつこく感じられるということがよくあります。特に、ラストノートがメインの香りはそのように感じられがちです。
前回の香水選びではそれを避けるためにシトラスノートやマリンノート、アロマティックノートといったトップノートの香りがメインの香りをおすすめしました。そういった香りをつける場合は、王道の手首や首筋、また胸元などの上半身にまとうことをおすすめします。爽やかな香りは上半身につけても「ムワッ」と香りにくく、夏らしさを演出することができます!

夏に難しい香りをまとう時のポイント

一方で、夏には難しいとされるラストノートがメインの香りをつけるにはどうすばばいいでしょうか?
それは、なるべく体の下の方につけることがポイントになります。ラストノートがメインの香りはムワッと香りがちなので、鼻に近い上半身よりは下半身につけるのがおすすめです。つける環境にもよりますが、空調が効いた室内なら服の下に、屋外なら足首などがおすすめの箇所になります。
また、つける量自体を減らすだけでも香り方は格段に変わってきます。折りたたんだティッシュなどに香水を吹き付けて、それを肌に押し当てるようにして香りを移すようにしてつけてみてください。その際に肌にこすりつけないようにするのがポイントです!

いかがでしたか?
夏にぴったりな香りも、いつもつけているお気に入りの香りも、少しコツを掴むだけでもっと楽しむことができます。
前回の記事では夏の香水の選び方もお伝えしているので気になる方はぜひ合わせてお読みください!
素敵な香水ライフを♪

調香師/フレグランスライフアドバイザー

中学生のときに初めて買った香水の感動が忘れられず、10年間務めた銀行を退職して調香師の道へ。ワークショップや動画を通じて初めて香水をつける方へのお役立ち情報からマニアックな香料の話まで、調香師ならではの視点で香水の魅力についてお伝えする活動をしています。ATELIERS AROMES & PARFUMS PARISフレグランス・デザイナー、パルファン・スタイリストディプロム保持。

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