仲間と奏でる和の音色 結成31年目の「あさひ若駒太鼓会」【富山県朝日町】
「気分が落ち込んでいる時に和太鼓を打てばスッキリします。初心者でも音がちゃんと出るので始めやすいと思います。」と語るのは、あさひ若駒太鼓会(あさひわかこまたいこかい)の代表、住吉有子(すみよしゆうこ)さんです。
あさひ若駒太鼓会
富山県朝日町を拠点に活動しているこの太鼓会は、日本古来の伝統楽器・和太鼓を通じて地域を盛り上げています。
代表の住吉さんは、東京で会社の太鼓部に所属しながらプロチームの稽古生として活躍し、国立劇場などの上演経験を持っています。1994年(平成6年)9月に結成されたあさひ若駒太鼓会は、今年で31年目。町内外の小学1年生から大人までが所属し、和やかな雰囲気が特徴です。
活動概要
現在この太鼓会には、小学1年生から大人まで15人ほどが在籍しています。和太鼓を打っている時の真剣なまなざしと、笑い声が絶えない休憩時の姿のギャップが印象的。練習会場には体の芯まで響く、深く心地よい音が響き渡っていました。
- 練習会場:大家庄 華遊館(おおいえのしょう はなゆうかん)
- 会場住所:富山県朝日町大家庄494-1
- 練習日:毎週火曜19:15~20:15(小学生~大人)
20:15~20:45(大人) - 会費:3か月5,000円(兄弟割引:2人目3,000円。3人目無料!)
地域イベントへの参加
太鼓会は朝日町のイベントを中心に参加し、地域とのつながりを大切にするとともに日本の伝統芸能を広めています。朝日町の代表的なイベント「春の四重奏」や「あさひまつり」、「タラ汁まつり」などで上演し、地域に根付いた活動を行っています。
住吉さんは、「県内東部であれば、呼んでいただけたら太鼓持参で参加します!」と呼びかけました。
また、昨年に続き、東京の「跳鼓舞太鼓(ちょうこまたいこ)」さんと2度目のコラボが決定しています!今後も若駒太鼓会の活躍が楽しみですね!
メンバーの声
地域おこし協力隊の川原林(かわはらばやし)ありかさんは、「仕事を通じてこの会を知り、太鼓を打つ姿が格好良くて入会しました。始めてまだ5ヶ月ですが、皆と奏でる和太鼓がとても楽しいです」と語ってくれました。
10歳から18年間続けている窪野月姫(くぼのうさぎ)さんは、「東京在住ですが、長期休暇中に練習に参加しています。この年始の稽古は、私が東京に戻る前に開催してもらいました。」と嬉しそうに語りました。
「あさひ若駒太鼓会」で使用している太鼓
太鼓は、一般的な太鼓として知られる長胴太鼓、全体をリードする役割を持つ締太鼓、塗り太鼓の桶胴太鼓の3つを使用しています。それぞれの太鼓の特徴を生かしながら、本番さながら躍動感のある稽古をしていました!
ドンドンと体の芯部まで感じる太鼓の音が、取材を終えた後も余韻が残るほどの迫力で感動しました!
太鼓の魅力を体験しませんか?
あさひ若駒太鼓会では、随時、新しい仲間を募集しています。
太鼓を打つことで心も体も元気にしてくれます!力強い音と深い音色、太鼓を打つ優美な姿が和太鼓の魅力ではないでしょうか。
太鼓を触ったことがないという初心者から経験者まで、どなたでも!お気軽にお問い合わせください!
※内容の情報は取材時のものです。変更される可能性がありますことをご了承ください。