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AKB48が逆襲へ1年半ぶりのシングル。超難度のロックダンスを引っ提げ「風を起こせる予感はあります」

斉藤貴志芸能ライター/編集者
左から下尾みう、向井地美音、岡田奈々、本田仁美、村山彩希(撮影/松下茜)

AKB48が約1年半ぶりとなるシングル『根も葉もRumor』をリリースする。難度の高いロックダンスに挑戦した今作は、音楽番組で圧巻のパフォーマンスが初披露されるや、大きな話題を呼んだ。国民的アイドルと呼ばれていた黄金期の主力メンバーがほぼ卒業した中で、逆襲の再浮上はあるのか? センターを務める岡田奈々、総監督の向井地美音ら5人に聞く。

握手会ができなくて、もがきながら進んでました

――『根も葉もRumor』は1年半ぶりのシングルで、歌詞に<ちょっと会ってないうちに見違えるくらい>とあります。皆さんも1年半前と比べて、どこか変わりましたか?

向井地美音 1年半前は緊急事態宣言の前でしたよね。その後から握手会とかライブとか、今まで大切にしてきた活動ができなくなってしまって。もがきながら進んでました。

――やっぱり“会いに行けるアイドル”としては、握手会ができないことは大きかったと。

向井地 そうですね。でも、今回の(姉妹グループのメンバーが入らない)AKB48単独のシングルだったり、8月にやった舞台の『マジムリ学園-LOUDNESS-』だったり、1年半できなかったことを久しぶりにできて、メンバーの努力している背中に勇気をもらえました。みんなで一緒に何かを作ることが好きだと、改めて思いました。

岡田奈々 自粛中は家でずっとNetflixを観たり、ちょっとお料理もしましたけど、やっぱり「踊りたい! ステージをやりたい!」という想いが強かったです。今年の5月に単独コンサートができたとき、本当に素晴らしいことなんだと改めて感じました。それからひとつひとつのことに、今まで以上に真剣に取り組めるようになったと思います。

村山彩希 コロナ禍になる前は、ギリギリでなぁちゃん(岡田)とコンサートをやらせていただいたり、私にとっては挑戦の期間だったんです。活動ができなくなってからも、YouTubeで新しいことをしたり、無観客のステージで気づいたこともありました。映像を観ているファンの方がどう感じるのか。直接感想を聞く機会は減ってしまいましたけど、目だけで楽しませることがどれだけ難しいかわかって。コロナ禍があって、成長できた1年半でもありました。

――腹筋にも磨きをかけているようですね(笑)。

村山 ツイッターで回数を報告してますけど、300回なんて本当に大変なんですよ(笑)。でも、頑張って1000回できるまで続けます。

向井地 すごーい!

IZ*ONEで学んだことを共有したくて

――仁美さんはIZ*ONEでの2年半の活動を経て、大きく変わったのでは?

本田仁美 そうですね。韓国から戻ってきたタイミングで、AKB48のシングルが出ることが決まって、選抜メンバーに入れていただきました。私は2回目の選抜ですけど、前回はプロモーション活動にまったく参加できなかったのが、今回はいろいろできています。『根も葉もRumor』をたくさん時間をかけて練習して、韓国で学んだ大切なことをみんなと共有できたのも良かったです。

村山 練習の映像を観て、ひぃちゃん(本田)が「ここが違う」とか「こういうところを揃えたほうがいい」とか、客観的な意見をたくさんくれました。おかげで後輩のみんなも「もっとこうしたいです」とか言いやすくなって、グループの団結力が上がりました。

本田 練習はただ覚えるだけでなく、完成度を上げる時間だと考えるようになっていたので、思ったことを言い合ってレベルアップできたらいいなと。先輩たちがやさしいので、気をつかわずにいろいろ言えました。

――チーム8で同期のみうさんから見て、帰国した本田さんの成長は感じました?

下尾みう 昔から一緒に活動してきましたけど、有名人になって、帰ってきたら偉くなったオーラを出しているかなと思ったら、そんなことはなくて(笑)。本質は昔のひぃちゃんのまま。でも、パワーアップはすごくしていました。これからAKB48が勢い付いていく先駆けという感じがします。

――その間、日本で頑張っていたみうさんも変わりました?

下尾 大学生になりました。でも、(対面)授業は受けられなくて、学生が普段できたことができなくなっているのを実感しました。小・中学生や高校生も含め、若い世代も不安なんです。ずっと家でオンライン授業を受けていると、友だちと情報を共有できないし。そういう子たちに元気を与えられるように、活動していきたいと思えた1年半でもありました。それが芸能の仕事をしている意味だと、改めてわかったので。

「もう1回見せてやる!」と熱さは持ってます

――『根も葉もRumor』は資料に“AKB48の大逆襲開始”とあります。冠番組『乃木坂に、越されました』でも、サブタイトルに“テレ東からの大逆襲”と謳われていて。皆さんも逆襲という意識は持っていますか?

向井地 今、AKB48が風を起こせそうな予感はあります。メンバー自身の熱さがすごく増した気がしていて。

岡田 そうだね。単独コンサートをしたとき、みんながひとつにまとまって、思い切りパフォーマンスができました。「心をひとつに、やってやるぞ!」という感じがあります。

向井地 誰かに対する逆襲というより、もう1回AKB48を見てほしい。「見せてやるぞ!」という気持ちは、みんな持っていると思います。

岡田 気合いに満ちていますね。

――奈々さんは『乃木坂に、越されました』で、「なぜ坂道グループと比べるのか」と発言していましたが、坂道勢を気にはしていました?

岡田 正直、そんなに意識したことはないです。

下尾 別のジャンルというか。

岡田 違うグループさんなので、そこについて、ずっと何か考えてはいません。

――『乃木坂に、越されました』という番組タイトルは、どう思いました?

向井地 AKB48らしいなと(笑)。自虐的で、何か懐かしい感じがしました。でも、乃木坂46さんに逆襲という意識はないです。今、AKB48で新たな挑戦に向かって、スタッフさんも力を合わせてくれて、今回のカップリングではメンバー全員が参加できました。みんなの勢いが止まらないうちに、ガツガツ前に進みたいです。本当に、みんなすごく前向きなので。

泥くささも含めてAKB48だと思っていて

――美音さんがイベントで、今のメンバーは『ヘビーローテーション』をファンとして見ていた世代と話していました。そういう意味で、AKB48といえば国民的アイドルと言われていた当時のイメージを取り戻したい想いはありますか?

向井地 そうありたい、という気持ちはずっと持っています。でも、私がAKB48の一番の良さだと思うのは、青春を体現しているところです。今回のMVもめっちゃ青春していて最高だし、コンサートとか劇場公演とか、何かひとつやるたびに毎回「青春だったな」と思えます。

岡田 国民的アイドルではいたいですけど、たくさん泣いて、笑って、汗をかいて……という泥くさいところも含めて、AKB48なんだと思います。そういうAKB48らしさは、今回のMVにも詰まっています。

下尾 私がオーディションを受けたときから言っていたのが、AKB48には「この形でないといけない」というものがなくて。1人1人がいろいろな形で活動して、集まったときに大きな力を発揮する。そういうところが好きでAKB48に入りました。これからも、みんながいろいろな輝き方をするAKB48でありたいし、その中のいちメンバーとして活動していきたいです。

村山 国民的アイドルっぽい子もいいし、バラエティが得意な子がいてもいい。本当に様々ですね。それで全員が集まったら、人数で圧倒できるのもAKB48ならでは。メンバーの多さをもっと活かせたらいいなと思います。

――「昔と違って今のメンバーは知らない」という声も聞くかと思いますが……。

向井地 もちろん、それはあります。「今は誰がいるの?」と言われてしまうのが現状です。だからこそ、ここからまた1人1人の名前も広めていけたら。

村山 先輩方がいろいろなジャンルにいらっしゃって、私たちがどんなに暴れても同じ枠を超えることは難しいので。いい意味で力を抜いて、もっと自由でいいと思います。

――今のAKB48ならではの良さは、どんなことでしょう?

本田 アイドルというと王道はかわいい系で、AKB48もそういう曲が多かったと思います。でも、今回の『根も葉もRumor』では、今までアイドルがやったことがないようなロックダンスにチャレンジしました。かわいくて愛嬌があるだけでなく、カッコいいダンスを踊れる子がたくさんいるのを、知ってもらえる機会になればいいなと思います。

――奈々さんはこのシングルでセンターを務めるのは、グループの顔を託されたわけでもありますよね。

岡田 責任感はあります。気を引き締めて、堂々としていたいです。

普通はこんなスピードで踊らないらしくて

――柏木由紀さんのYouTubeチャンネルでは、このロックダンスを悲鳴を上げながら練習している動画が上がっていましたが(笑)、皆さんもそんな感じでした?

岡田 みんなそうです。泣きながら踊ってました(笑)。

下尾 全身が痛くて。

向井地 私は股関節と内腿が一生痛かった(笑)。

本田 ふくらはぎにも来ました。

岡田 練習が終わると、階段はもちろん、歩くだけでもキツくて。

向井地 その痛さが収まらないうちに、次の日にまた3時間レッスン。絶対に治りません(笑)。

下尾 明日もちゃんと体が動くのだろうかと(笑)。

村山 1ヵ月くらい練習期間があって、筋トレの時点で全身が筋肉痛でした(笑)。

本田 動きを覚えることはできても、それが形にならない。感覚を掴むのに時間がかかりました。

下尾 AKB48のこれまでのダンスとは、まったく違う動きなんです。

本田 サビの(脚を上げる)ウィッチウェイに苦戦しました。あと、私は体をしなやかに動かすのが得意なので、止めるところは止めるカクカクしたダンスや、手には力を入れて他のところには入れないとか、初めての挑戦で難しかったです。

村山 このウィッチウェイは、いつもロックダンスを練習しているダンス部の学生さんでも、こんなスピードでやらないというテンポ感だったらしくて。そんなことを私たちができるのだろうかと。しかも、みんながシンクロしてないとダメで、もう団体競技だと思いました(笑)。音に合わせながら、みんなのことを感じて踊っていました。

本田 レッスン期間の最後のほうで、衣装のスタッフの方が見にきてくださって、「すごい」と言ってもらえたので、少し安心しました。

――仁美さんはMVでもTikTokでもキレキレに踊っていて、さすがだと思いましたけど。

本田 自分ではまだ全然できてないと思っているので、完成度を高めたいです。

30度超えのMV撮影でグチャグチャに(笑)

――1年半ぶりのレコーディングやMV撮影に、新鮮さもありました?

岡田 こんなにみっちり準備をしたうえでMV撮影に臨んだことは、過去になくて。心に余裕を持って、メイクから楽しく撮影できました。いつもは当日、バタバタですから(笑)。

向井地 朝、現場に入って振り入れをして、歌詞も覚えないといけないから、楽屋でずーっと曲が流れていて。

岡田 でも、今回は歌詞も振付も完璧になっていたので。レッスンは大変だった分、本番の撮影ではゆとりを持てました。

――MV撮影で特に覚えていることというと?

向井地 校庭でエキストラさんを含めて100人近くで踊ったのは、本当にしんどかったです。気温が30度を超えていたので。汗と日焼け止めでグチャグチャ状態(笑)。

本田 しかも、このジャケットの衣装で暑かったし、砂ぼこりもすごくて。口に入るので、踊るたびに砂を食べている感じでした(笑)。

向井地 1回踊るたびに冷房が効いたバスに戻って、水を一生懸命飲んで、ギリギリの状態でやりました。

村山 私は体育館で、メンバーとエキストラの三重高校の生徒さんたちがいる前で、1人ずつ踊るのが一番緊張しました。

岡田 オーディションを受けるシーンですね。

村山 ロックダンスを学んでいるダンス部の生徒さんたちの前で踊るなんて。でも、皆さんがすごく盛り上げてくれたから、私たちが大スターのように見えました(笑)。

動画のコマ送りを繰り返して揃えました

――間奏の両腕を使うタットダンスを揃えるのも、大変だったのでは?

本田 大変でしたね。

岡田 動画を何回も観ました。

向井地 コマ送りで停止、再生、停止、再生……と繰り返して。

岡田 誰が速いとか、遅いとかチェックしながら。

村山 3列目のメンバーが一番大変そうでした。

下尾 動きが遅れて見えちゃうんですよね。たぶん体感と違っていて。めちゃめちゃ練習していて、MV撮影のときにはきれいに揃うようになってました。

向井地 完璧だったね。

本田 誰か1人でもズレていたら、全体責任になってしまう。本当に気が引き締まりました。

全力で走って踊って青春しました

――さっき出た青春感も味わえました?

村山 めちゃくちゃ青春でした! 普通に学校に行くことも、この年ではないので。なぁちゃんが校庭を全力で走っているところも、すごく青春だなと思いましたし、待ち時間にアイスを食べたりもしました。大西桃香ちゃんは生徒さんの楽屋に行って、霧吹きの水を掛けていたんですよ。

向井地 エーッ!?

村山 1人だけ抜け駆けして(笑)。そういうのもすごく楽しかったです。私の学生時代はもうAKB48に入っていて、ちゃんと青春できなかったんですけど、ちょっと遅れて体験できました。

――奈々さんが走るシーンは何テイクか撮ったんですか?

岡田 5回くらい走りました。普段は走ることなんてないですけど、みんながワーッと大歓声を上げてくれたので、気持ち良かったです。

本田 でも、走ってからあのダンスって、今考えたら、すごいですね。

岡田 全力ダッシュからの全力ウィッチウェイ(笑)。しんどかったけど、楽しかったです。

――久々のシングルですが、連続1位や連続ミリオンの記録も懸かっています。

向井地 すっかり忘れてました(笑)。

岡田 AKB48単独でシングルを出して、ミリオンを割ってしまったとしても、それはそれで現実を受け止めることも、今の私たちには必要だと思います。

本田 私は1位を獲りたいです。前向きに言葉にすることも大事だと思うので、言っておきます。

――数字はともかく、手応えはありますよね?

向井地 『音楽の日』で初披露したとき、反響がすごく大きかったので。ダンスプラクティス動画もあっという間に再生回数が100万回まで行って、何か響いたのかなと思います。

今は金髪もピンクの髪もいます(笑)

――ここからAKB48が逆襲していくために、個々の活動で力を入れたいこともありますか?

向井地 私は写真集を出したいです。今年の目標にしています。

岡田 見たいです(笑)。

――どんな写真集にするか、イメージもありますか?

向井地 23歳での初写真集なので……。

岡田 攻めた感じにしてください(笑)。

向井地 岡田先生の意見として載せてください(笑)。私も大人っぽい自分を見せられたらいいなと思います。

岡田 私は7月から事務所を(エイベックス・アスナロ・カンパニーに)移籍させていただいて、本格的に舞台やミュージカルの活動をしていく予定です。歌の表現力を磨くためにもお芝居は重要で、実力を付けたいです。他にもドラマとかバラエティとか、いろいろ頑張っていきます。

本田 私は最近、ファッション誌やクイズ番組にも出させていただいて、「AKBって金髪もOKなんだ」という書き込みをよく見ます。それをきっかけに興味を持っていただいて、今のAKB48には金髪の子もピンクの髪の子もいるんだと(笑)、知ってもらえたらと思います。

まだまだ盛り上がっていけると信じてます

下尾 私は最近、韓国のエンタメ情報番組のMCや、いろいろな雑誌での水着グラビアをやらせていただいて。

村山 スタイルがいいんですよ。

下尾 名前を売るチャンスだと思うので、何でも挑戦するつもりです。ひとつひとつのお仕事が繋がって、少しでもAKB48の力になりたいです。

――スタイルには自信があるんですか?

下尾 自信はないですけど、求められれば自分ができることを頑張りたくて。日ごろから、食べすぎないように気をつけています。

岡田 えらいね(笑)。私はストレスで太ってしまうタイプなので、1日に1回は好きなものを食べるようにしています。

村山 なぁちゃんは本当に細いからね。私は最近、ファンの人に「ちょっとお出掛けします」と言ってます。私には劇場公演の印象が強いと思いますけど、いろいろな舞台に出させてもらって、次回の『AKB48グループ歌唱力No.1決定戦』の出場も宣言しました。舞台の稽古では「自分の限界を自分で決めるな」と言われて。それで苦手だった演技に向き合ったら、楽しくなってトラウマを克服できました。あと、宮澤佐江さんが卒業してヲタ卒したという方に、「彩希を好きになってAKB48に帰ってきた」と言われました。

――ああ、なるほど。

村山 そういうことが結構多くて。私がいろいろお出掛けすることで、もともとAKB48を好きだった人が帰ってきてくれるきっかけになれたら。腹筋の挑戦とか人がやってないことも、誰かに刺さったらうれしいです。

本田 私、刺さりました(笑)。マネして腹筋を始めました。

村山 1年くらいやってみて、どう反響が出るか試してみようと思っています。

――では最後に、総監督の美音さんから改めて、AKB48が『根も葉もRumor』から目指していくことをお願いします。

向井地 今のメンバー自身がAKB48に熱い想いを持っていて、AKB48はまだまだ盛り上がっていけると信じています。その気持ちがファンの方にも届いて、この曲が大バズリすればいいなと思っていて。それを現実にするように、頑張るのみです!

撮影/松下茜

村山彩希(むらやま・ゆいり) 1997年6月15日生まれ、神奈川県出身 
村山彩希(むらやま・ゆいり) 1997年6月15日生まれ、神奈川県出身 

岡田奈々(おかだ・なな) 1997年11月7日生まれ、神奈川県出身
岡田奈々(おかだ・なな) 1997年11月7日生まれ、神奈川県出身

向井地美音(むかいち・みおん) 1998年1月29日生まれ、埼玉県出身
向井地美音(むかいち・みおん) 1998年1月29日生まれ、埼玉県出身

下尾みう(したお・みう) 2001年4月3日生まれ、山口県出身
下尾みう(したお・みう) 2001年4月3日生まれ、山口県出身

本田仁美(ほんだ・ひとみ) 2001年10月6日生まれ、栃木県出身
本田仁美(ほんだ・ひとみ) 2001年10月6日生まれ、栃木県出身

(C)You,Be Cool!/KING RECORDS

『根も葉もRumor』

9月29日発売

Type A~C(CD+DVD) 1700円(税込)

劇場盤(CD only) 1100円(税込)

TypeA (C)You,Be Cool!
TypeA (C)You,Be Cool!

芸能ライター/編集者

埼玉県朝霞市出身。オリコンで雑誌『weekly oricon』、『月刊De-view』編集部などを経てフリーライター&編集者に。女優、アイドル、声優のインタビューや評論をエンタメサイトや雑誌で執筆中。監修本に『アイドル冬の時代 今こそ振り返るその光と影』『女性声優アーティストディスクガイド』(シンコーミュージック刊)など。取材・執筆の『井上喜久子17才です「おいおい!」』、『勝平大百科 50キャラで見る僕の声優史』、『90歳現役声優 元気をつくる「声」の話』(イマジカインフォス刊)が発売中。

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