こんにちは、筋肉料理人です！ブロッコリーはとりあえず茹でてから料理することが多いと思いますが、忙しい時、時間が無い時は電子レンジでレンジ蒸しするのが簡単でお勧めです。レンジ蒸しなら茹でるのと違って鍋でお湯を沸かす必要がありません。そして、お湯につけないのでブロッコリー本来の風味、栄養を逃がさずに料理できます。今日はブロッコリーのレンジ蒸しを正しく作る方法を紹介させて頂きます。

ブロッコリーのレンジ蒸し

ブロッコリーの旬の盛りは3月から4月にかけてで、安い時は1個100円位で売ってたりします。そん時は迷わず買ってきて、とりあえずレンジ蒸ししておけば、サラダや料理、例えばハンバーグの添え物に使うのに便利です。ブロッコリーをレンジ蒸しする時はまず、ブロッコリーを小房に切り分けます。（切り方は記事下の動画を参考にご覧ください。）切ったら耐熱ボウルに入れ、正味の重量を計っておきます。

レンジ蒸しする時、加熱時間はどうする？

レンジ蒸しは材料を耐熱ボウルなどに入れ、ラップをかけて電子レンジ加熱しますが、適正な加熱時間の目安がわかりにくいです。ブロッコリーは加熱しすぎると柔らかくなり、食感がなくなります。食感よく加熱するには、丁度いい加熱時間の計算が必要です。

ブロッコリー100gに対し、電子レンジ600wで100秒加熱！

これが私がレンジ蒸しする時、目安にしている加熱時間です。下の画像ではブロッコリーが264gなので、電子レンジ600wで264秒、4分24秒加熱すればいいわけです。端数は端折って4分20～30秒加熱でOKです。

重量を計ったら、ブロッコリーを水に晒します。水に晒すのは表面の汚れを洗い流すためと、表面に水分をつけることで、レンジ加熱して出る蒸気で均等に熱を入れるためです。

水を切ってラップをかけ、電子レンジ加熱します。

※電子レンジは機種により、電磁波が上から放射されるタイプ、下から放射されるタイプがあり、ターンテーブルの無い家庭用レンジは下から放射されることが多いです。そうすると下の方に熱が集中しやすくなります。ですが水をかけ、ラップして加熱することで水蒸気が耐熱容器内にたまり、水蒸気でも加熱されて、熱が均等に入りやすくなります。

加熱が終わったら、皿か金属歳暮バットにのせ、うちわで扇いで風を当てて冷まします。※加熱直後はアツアツの状態です。風を当てると表面の水分が蒸発し、気化熱を奪うのですぐに冷めます。

冷めたら冷蔵庫に入れて保存します。そのままサラダに使えるし、ハンバーグなどの添え物にも便利です。この方法で300g位まで料理できます（それ以上、一度に加熱するときは、加熱むらを防ぐため、途中、ブロッコリーの上下を返します）。

下の画像はレンジ蒸しブロッコリーを旬のかつおのたたきと合わせ、よだれ鶏風の激辛タレをかけています。

カツオたたきとブロッコリーのよだれ鶏風サラダ

材料2人分

かつおのたたき　200g　/　レンジ蒸ししたブロッコリー　150g　/　長ねぎ　10cm　/　ミニトマト　4個

A：タレ材料

ぽん酢しょう油　大さじ2　/　オイスターソース　小さじ2　/　砂糖　小さじ2　/　おろしにんにく　小さじ1/3　/　おろししょうが　小さじ1/3　/　ラー油　小さじ2　/　一味唐辛子　小さじ1/5　/　花椒　小さじ1/5（もしくは黒こしょうでもOK)

作り方

1）レンジ蒸ししたブロッコリーは小さく切ります。

2）よだれ鶏風のタレを作ります。長ねぎを粗みじんに切り、Aと混ぜ合わせます。

3）かつおのたたきを普通の刺身より小さく切り、ブロッコリーと一緒に皿に盛ります。切ったミニトマトをちらし、お好みでよだれ鶏風のタレをかけて頂きます。詳しいレシピは→魚料理と簡単レシピ　鰹たたきとブロッコリーのよだれ鶏風サラダ

激辛、スパイシーなよだれ鶏のタレが、風味豊かなレンジ蒸しブロッコリーと、旨味たっぷりのかつおのたたきにバッチリ合って美味しいです。ここではかつおのたたきと合わせていますが、サーモン、ブリ、マグロ等、お好みの刺身でいいし、市販のサラダチキンでも美味しく作れます。旬のブロッコリーを手軽にレンジ蒸しし、お好みの料理に使ってください。下の動画にブロッコリーの切り方から紹介していますので、参考にご覧ください。