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老舗蕎麦屋“富士そば”がカップ麺に登場?「名代富士そば 紅生姜天そば」をレビュー

きょうも食べてみました。カップ麺ブロガー

名代富士そば 紅生姜天そば」を食べてみました。(2024年10月21日発売・ヤマダイ)

この商品は、立ち食いそば・うどんチェーン店“富士そば”の人気メニュー“紅生姜天そば”をカップ麺に再現したもので、鰹や昆布の出汁を利かせた醤油ベースの“つゆ”に大きな“紅生姜かき揚げ天ぷら”から滲み出る紅生姜がちょうど良いアクセントとなり、ノンフライ仕様の蕎麦が絶妙にマッチした本格的な一杯、“名代富士そば 紅生姜天そば”となっております。

では、今回の“名代富士そば 紅生姜天そば”がどれほど鰹や昆布の出汁を利かせた醤油ベースの“つゆ”に仕上がっているのか?インパクトのある“紅生姜入りかき揚げ”から滲み出す紅生姜のアクセント、“そば粉”を練り込んだノンフライ仕様の風味豊かな蕎麦との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食(124g)当たり409kcal。
食塩相当量は7.4gです。

次に原材料を見てみると、鰹や昆布の出汁を丁寧に利かせた“つゆ”に“紅生姜入りかき揚げ”から滲み出す紅生姜のアクセントがちょうど良いメリハリとなった臨場感の高い味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、ご覧の通り“かき揚げ天ぷら”、液体スープ、“かやく”といった3つの調味料などが入っています。

では、“かやく”を加えて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:430ml)
その後、液体スープを加えてよく混ぜ、最後に“紅生姜入りかき揚げ”を添えたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、ワカメから滲み出す旨味が鰹や昆布の出汁を引き立て、紅生姜のピリッとしたアクセントがクセになる本格的な一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、“そば粉”を練り込んだことで若干色濃く、ほどよい弾力とコシを併せ持つすすり心地抜群な仕様となっており、そこに鰹や昆布の出汁を丁寧に利かせた醤油ベースの“つゆ”がよく絡み、和風出汁の風味はもちろん、紅生姜のすっきりとした香りが後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらの“紅生姜かき揚げ天ぷら”以外にワカメ・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材はしっかりと“つゆ”に浸して崩しながら味わってみると…サクサクとした心地良い食感、さらに“かき揚げ”ならではの油分とともに紅生姜のキリッとした辛みといったアクセントが感じられます。

“つゆ”は、濃口醤油をベースに鰹や昆布の出汁を丁寧に利かせ、シンプルながらも深みのある味わいに仕上げ、宗田鰹節など素材にも拘ったことで旨味としては申し分なく、キリッとした“かえし”が全体をうまく調和したテイストとなっています。

ということで今回“名代富士そば 紅生姜天そば”を食べてみて、鰹や昆布の出汁を丁寧に利かせた濃いめの“つゆ”に仕上げ、具材に使用された“紅生姜かき揚げ天ぷら”から滲み出す旨味やピリッとした辛みがちょうど良いアクセントとなって最後まで飽きさせることもなく、そこに“そば粉”を練り込んだ風味豊かな蕎麦が絶妙にマッチした本格感のある逸品となっていました。

やはり和風出汁を活かした“つゆ”に“そば粉”を練り込んだ蕎麦、紅生姜を使用した“紅生姜かき揚げ天ぷら”の組み合わせは間違いないですね。“つゆ”だけで言うと王道とも言える定番のテイストなんですが、ここに“紅生姜かき揚げ天ぷら”が加わることによって一気にメリハリが付いて旨味も増していくため、蕎麦のカップ麺ではかなり好評の一杯と言えるのではないでしょうか?

カップ麺ブロガー

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