女性皇族の婚約は国民にどのように伝えられたのか? #専門家のまとめ
悠仁さまが18歳の成年となり、今後注目を集めると見られているのが、姉・佳子さまのご結婚に向けた動きである。
いつの時代も女性皇族の婚約は常に関心を集めてきたが、中でも天皇直系の子供あるいは孫にあたる内親王のケースを振り返ると、宮内庁から発表される前に、メディアのスクープによって明らかにされたことが多い。
上皇さまの妹である島津貴子さん(清宮貴子さま)の婚約は、毎日新聞のスクープであった。陛下の妹・黒田清子さん(紀宮清子さま)の時は朝日新聞が正式発表の前にその第一報を報じ、小室眞子さんの時もNHKのニュースによるスクープであった。
上記の内親王たちがそうであったように、もしかしたら佳子さまも、ある日、メディアが先行してお相手を報じ、それが本当であれば、その後、宮内庁から正式に発表されることになるかもしれない。
小室眞子さんの結婚は否定的な意見が多く、深い禍根を残す形となった。だからこそ、佳子さまのお相手は間違いのない人であってほしいという国民の願いもあり、いざ発表の記者会見となれば、誰もが納得し、安心できるように伝えることが非常に重要であることは言うまでもない。
では、婚約の事実がメディアによって公にされた後、内親王を含めた女性皇族の方々は、国民に対して、自らのお言葉でどのように伝えてきたのだろうか?
ココがポイント
エキスパートの補足・見解
女性皇族の方々の結婚を振り返ると、眞子さんを除き、「昔から家族ぐるみで知っている間柄」だったことが共通している。
島津貴子さんが結婚した島津久永さんは、母・香淳皇后の従弟にあたり、上皇さまの学習院初等科からの同級生でもあったことから、とても近しい関係であった。
黒田清子さんが結婚した黒田慶樹さんも、秋篠宮さまの学習院初等科からの同級生で、幼い頃から面識があったことは有名である。
高円宮家の典子さん、絢子さんの場合も、家族同士で交流し、縁を繋いで結婚した。
やはり皇室の方々の結婚は難しいだけに、長い時間をかけて家族ぐるみで接し、どのような人柄なのかをよく知っている人であることが、上記の発言内容からも伝わってくる。
いわば、好きで結婚されてはいるが、ごく親しい関係の男性を選んでいらっしゃることから、お見合いに近いと言えるのかもしれない。ただ眞子さんだけは、大学時代に知り合った男性と大恋愛の末に、結婚の意志を貫いた稀有な例といえよう。
果たして、佳子さまの場合はどうなるのだろうか。余計なお世話と言われればそれまでだが、ある日、素晴らしい良縁が発表されて欲しいものである。
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