【過去最強バターチキン】6秒に1個売れている無印の大人気カレーがリニューアル!
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今回はこの度6代目に生まれ変わった、無印良品の【バターチキン】を徹底解説!
このリニューアルに際して良品計画様にご招待いただいた、「歴代バターチキンカレー大試食会兼6代目の試食イベント」や春夏の展示会の様子もお届けします!
最高の味を更新し続けてきた無印のバタチキ
今や年間550万食、時間換算すると「6秒に1個売れている」凄まじい大ヒット商品なんですが、実は2009年の発売以来、今まで5回のリニューアルを繰り返してきたのはご存じでしょうか?
「カフェのカレーのような親しみやすさ」をイメージした初代バターチキンが発売されたのが2009年。
その3年後の2012年、インドに飛んで本場のスパイスとトマトの使い方を生かして作られた2代目。
インドのシェフに「これがないとバターチキンとは言えない」と言われて採用した"カスリメティ"で、より本場の味に近づいた3代目。
ギーを加えたことで本場インドのシェフからもお墨付きをもらった、ある種の完成形でもある4代目。
本場に倣い、トマトの使い方に重きを置いた5代目と、本場インドのカレーのトレンドを反映させながらその時代に合ったアップデートをしてきているんです!
時に尖った(?)、本場すぎるような具材を加えていたりもしながら日本人の舌に合うよう、「尖りの部分」と「万人受け」の両方のバランスを取るのが絶妙にうまい無印さんですが、今回最新の6代目、また新しい美味しさのハードルを軽々と超えてきた、過去最高の仕上がりになっていました!
4代目がNo.1と思っていましたが...
今回の良品計画さんの試食会では、初代から最新6代目まで一度に試食をさせてもらえる、かなり貴重な場でしたが、6代目を食べるまで、正直4代目には叶うまいと思ってました。
5代目が我が道を行きすぎた感は若干ありつつも、それを差し引いても4代目の完成度が群を抜いていたと私は思っていたので、そこを乗り越えるのは容易ではないと。
それでも一応、「変なバイアスはかけたらダメだ」と言い聞かせて6代目食べた瞬間、「あ、これ超えてきたわ」と即座に思いました。
イメージ的には、4代目の完成形の味にもう一味のせてきたような印象。
そんな6代目の注目素材が、「ビッグカルダモン」と「カシューナッツ」です。
聞きなれない「ビッグカルダモン」は、別名「ワイルドカルダモン」とも呼ばれる、かなりパンチの強いスパイスで、独特の燻香がする知る人ぞ知るレアなスパイス。
余談ですが、過去に私がスパイスカレーを研究していた時に、どうしてもこのワイルドカルダモンが欲しくてネットや専門店を探したところ、どこを探してもなかったので、インドに旅行する友人に買ってきてもらったことがあったんです。
今から10年も前の話ではありますが、今でもスーパーでは見かけることはほぼなく、業務用としても流通量が見込めないような代物だと思うんですが、そこを無印独自のルートで調達しつつ、その魅力を上手くバターチキンに落とし込んだのは流石としか言いようがありません。
特に香りを感じるのが後味の部分で、微かな燻香がフワッと香ることで、「只者じゃない」感をひしと感じる、より本格的且つ複雑な仕上がりになっています。
そこに増量した「カシューナッツ」のコクが、全体のバランスをとりつつ、万人受けする味のベースを作ってくれています。
一見、見逃してしまいそうなビッグカルダモンの風味ですが、この1要素でより複雑さが生まれて、ある意味玄人好みな味に仕上がった、そんな印象さえ感じます。
結論:歴代最強のバタチキです
結論、今回の6代目、私は過去一美味しいと感じました!
4代目のバランスの良さに、ひと匙のビッグカルダモンの複雑さが絡むこの感じ、絶妙です!
事実、商品部の方もこのビッグカルダモンの風味をどの程度出すか、かなり気を遣ったそうで、万人受けと個性のバランスを突き詰め切った集大成とも言えるでしょう。
そしてただ今、6代目リニューアルを記念して歴代バターチキン全種が買える、激アツキャンペーン実施中です!
※ちなみに復刻版で一番人気は4代目だそう。
完全数量限定なので、気になったものはこの機会に必ずチェックしてみてくださいね!
無印のバターチキンの歴史をきっと知ることができるはずです。