【京都・嵐山でランチするなら】職人さんによるお出汁のきいた季節の京都おばんざい御膳がオススメ!
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京都府京都市右京区にある風光明媚(ふうこうめいび)な嵐山。桜のころでもなく、紅葉のころでもなく、気候も良い今が、混雑しすぎずおすすめ。
予約なしで食べられる京のおばんざいランチを食べてきたのでご紹介します。
京都・嵐山「ぎゃあてい」
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「ぎゃあてい」は、京都府京都市右京区、嵐電嵐山駅から徒歩0分、JR嵯峨嵐山駅より徒歩10分、阪急嵐山駅より徒歩10分、天龍寺の斜め前、商店が立ち並ぶにぎやかな場所にあります。※時間は概算(公式HPより)。
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1階の手前のスペースでは生麩田楽やゆば餃子、季節限定のドリンクなど、嵐山散策のお供に嵐山名物を売っていて、奥にはレストランスペースがあります。
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2階へ上がるとメインのレストランがあります。お店は30年ほど営業されていますが、1年ほど前に改装されたのできれい。
「ぎゃあてい」とは
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「ぎゃあてい」は般若心経の一部で、「思うがままに行きなさい」という意味があるそうです。店名の名付け親は、斜め前にある天龍寺の和尚さん。
ぎゃあてい御膳〈春〉2,800円(税込)
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季節替わりのおばんざいが小鉢にたくさん盛りつけられた「ぎゃあてい御膳〈春〉」をいただきました。食事メニューはこちらのみ。
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味のあるメニュー表は小鉢の下にも敷かれていて、お料理名がわかるようになっています。
トロにしんの幽庵焼き
汲み上げ湯葉 生青のりソース添え
富山県産ホタルイカと九条葱の酢物
小松菜のおから和えと白魚の卵寄せ
はまぐりの吸物
うすい豆豆腐 美味餡で
春キャベツと豚の京味噌炒め生麩添え
特製ちらし寿司
国産牛ローストビーフの西京漬けサラダ
だし巻きと謹製漬物
京都米 白ごはん
黒蜜ソースのココナッツミルクプリン
※仕入れにより変わることがあります。
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食材は京都産にこだわり、毎朝契約農家や市場から仕入れいているそうです。
桜海老、ホタルイカ、さより、うすいえんどう、はまぐりなど、春の食材を使ったおばんざいがずらり!
富山県産ホタルイカと九条葱の酢物
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富山産の高級ホタルイカとのことでプリッとした食感がありつつやわらかい。今しか食べられない味です。ドライトマトの酢漬けは甘く、甘く、酸っぱい。下には糸もずくが。こちらの一品が示すように、少量でも丁寧に作られているとわかります。
トロにしんの幽庵焼き
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にしんの旬は春だそうです。脂がのっていておいしかった。添えてあるのはウド?シャキシャキとしていて梅の味。
特製ちらし寿司
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サヨリの昆布締め、イクラ、桜海老、煮穴子、スナップエンドウ、錦糸卵などをのせた特製ちらし寿司。シャリもおいしかった。
小松菜のおから和えと白魚の卵寄せ
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おから和えは小松菜がシャキシャキでゴマの香り。白魚のうまみがたっぷり閉じ込められた卵寄せ。
うすい豆豆腐 美味餡で/はまぐりの吸物
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うすい豆もはまぐりも。今年いただく最後の春の味覚かなと思いながらいただきました。
だし巻きと謹製漬物
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これぞ京都のだし巻き。やさしいおだしがひたひたに行きわたり絶妙の味わい。謹製漬物はおだしの副産物の昆布から作られたのでしょうか。柔らかく上品な味。
国産牛ローストビーフの西京漬けサラダ
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京都の国産牛を使い10日間熟成させたローストビーフは「ぎゃあてい」の名物だそうです。胡麻ドレッシングをかけたサラダ添え。
春キャベツと豚の京味噌炒め生麩添え/汲み上げ湯葉 生青のりソース添え
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ピリ辛の豚みそ炒めには京味噌が使われ、中に角切りの揚げ生麩が入っていました。汲み上げ湯葉は生青のりならではの磯の風味で味わえました。
特製湯葉丼 プラス400円(税込)
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「京都米のしろごはん」を、オプションで「特製湯葉丼」に変更。薄味の湯葉のとろとろあんがかかっていました。生姜、青菜、海苔のトッピング。
黒蜜ソースのココナッツミルクプリン
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なめらかなココナッププリンにさらっとした黒糖シロップがかかっていて和の締めくくりにぴったりのデザートでした。浮かんでいるのは抹茶味のお麩ラスクで、1階でも売っていました。
![左:自家製のしそジュース、右:嵐山コーラ 各500えん(税込)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kuronyan/article/01776288/image-1716426080982.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ドリンクは、ぎゃあていオリジナル、和風の無添加クラフトコーラと、ぎゃあてい料理長謹製のしそジュースをいただきました。ぎゃあていオリジナルクラフトビール、京の地酒4種飲み比べセットなどのアルコールもそろっています。
宇治 丸宗(まるそう)のほうじ茶
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食事の最後に、茶どころ京都宇治にて天明元年より200年以上続く老舗の「丸宗」の温かいほうじ茶をいただきました。(サービス)
おわりに
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いかがでしたか?
京料理を極めた職人さんが昆布や鰹から丁寧に出汁をとり、おばんざいはもちろん、漬物やスイーツにいたるまで時間をかけて作ったお料理はどれもおいしくて、
嵐山の景色を眺めながらいただいて大満足。加えてにこやかで丁寧なサービスにて、嵐山に来た良い思い出になりました。
席やお料理の予約はできませんが、嵐山に行ったらぜひ食べてみてください。
※春メニューの提供は6月中頃までの予定
ぎゃあてい
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町19-8
075-862-2411
11:00~14:30(L.O)
水曜日定休(不定休はインスタグラムなどでご確認ください)
※予約不可
公式インスタグラム(外部リンク)
取材協力:ぎゃあてい