釣った魚の鮮度を保つならこれで十分!鮮度を保つ4つのコツ
釣りに便利なアイテムや情報を紹介している「釣りの知恵袋」なるフィッシュです!
スーパーに並んだ魚よりも市場の魚に並んだ魚よりも、新鮮な魚を食べられるのはまさに釣り人の特権。
ですがせっかく釣った新鮮な魚も、適切な下処理をしなければ新鮮な状態で食べられないことも。
そこで今回は、釣った魚の鮮度を保つ4つのコツについて紹介したいと思います!
鮮度を保つポイント
魚の鮮度を保つポイントは大きく下記の4点です。
①血抜きをする
②しっかりと冷やす
③ぬめりをとる
④内臓をとる
それぞれについて、個別に紹介していきます!
①血抜きをする
魚の鮮度が落ちたり、食味が落ちる原因の一つが血液。
魚の血を抜かずに放置することで腐りやすくなったり、食味が悪くなったりするので、魚を持ち帰る場合は速やかに血抜きをしましょう。
血抜きの方法はいくつかありますが、僕はエラの薄皮部分(エラと魚体の間の部分)に刃を入れています。
薄皮部分は柔らかく、力を入れなくても刃が通るので簡単に血を抜くことができます。
エラに刃を入れた後は、エラを掴んで魚の頭を振り、エラが赤からピンク色に変わって血が出なくなるまで続けます。
②しっかりと冷やす
魚の血を抜いたら、しっかりと冷やします。
というのも魚は自身がもつ酵素や、外部の細菌によって身が分解されることで腐敗が進みます。
これらの酵素や細菌の働きを、しっかりと冷やして持ち帰ることで遅らせることができます。
ただし魚を冷やしすぎても身が傷んでしまうので、こだわる場合は魚を一度氷水で芯まで冷やしたあとに、新聞紙などに包み、その上からビニール袋に入れたあと、外側から氷水で冷やしながら持ち帰ると良いです。
③ぬめりをとる
魚のぬめりも魚の身に臭みが移り、鮮度が落ちたり食味が悪くなる原因の一つ。
魚を持ち帰ったらしっかりとぬめりを落としましょう。
塩を使ってもぬめりは落とせるのですが、大量の塩が必要になる上に時間もかかります。
そこでオススメしたいのがお酢です。
お酢は魚のぬめりと反応して非常に落としやすくなるので、お酢を魚の表面にかけて手でこするだけでぬめりを簡単に落とすことができます!
またお酢には殺菌効果と消臭効果が期待できるので、下処理にはピッタリです。
④内臓をとる
内臓も魚が腐る原因となったり、食味が悪くなる原因の一つ。
スーパーの魚が生臭く感じる理由の一つが、血抜きと内臓の処理をせずに長時間放置しているからだと思っています。
なので魚を家に持ち帰ったら、速やかに内臓を取り出してしまいましょう。
この時、背骨についた血合いの部分も一緒にとるとさらに鮮度を保って保存できます。
内臓があった部分にもお酢をかけると、消臭&殺菌効果が期待できるのでオススメです。
その日のうちに調理しない場合、表面の水分をふき取って、内臓の部分にキッチンペーパーを詰めておくと鮮度を保つことができます。
今回は魚の鮮度を保つ4つのコツについて紹介しました!
魚を釣った後は疲れてしまうことも多いのですが、最低限上の4つの処理だけしておけば、2-3日は冷蔵庫で保管することができます。
しっかりと下処理をした魚を味わえるのはまさに釣り人の特権なので、魚を持ち帰って食べる方はぜひ試してみてください。
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