GWの釣りに要注意!堤防から釣れる毒のある生き物5選
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大型連休に突入し、せっかくの休みということで釣りにチャレンジしてみようという方も多いのではないでしょうか?
釣りは手軽に始められる一方で、毒のある生き物が釣れてしまうことも珍しくないので、知らずに触ってしまって怪我をしてしまうことも。
そこで今回は、GWの時期に堤防から釣れる毒のある生き物を5つ紹介します。
その① ゴンズイ
一つ目の生き物がゴンズイです。
主に関東以南~沖縄で釣れる魚で、特に太平洋側では堤防から海を覗くと群れで泳いでいるところを普通に見かけるくらいありふれた魚です。
よく見かける魚でありながら、刺されると大事に至ることは少ないものの激痛が走ります。
派手な見た目で他の魚と間違えることはそうないので、茶色の体に黄色いラインの魚が釣れたら素手で触らずリリースするようにしましょう。
その② ハオコゼ
2つ目の生き物はハオコゼです。
青森~九州までと幅広く生息していて、穴釣りをしているとよくかかります。
大きさは10cm以下の小さい魚ですが、穴釣りの人気ターゲットであるカサゴに似ているので、カサゴの幼魚だと間違えて触ってしまうということも。
ヒレに毒があり、刺されると激痛が走るので不安な方は10cm未満のカサゴが釣れた際は素手で触らないようにリリースすると良いと思います。
その③ フグ
3つ目の生き物はフグです。
毒のある魚の代表のような存在なので間違えて持って帰ってしまう方はあまりいないと思いますが、万が一食べると死亡事故につながる恐れもあります。
また釣れたからと言って興味本位で捌いたり、地面に放置したりといった行為は非常に危険です。
基本的に体表には毒がないものが多いのですが、キタマクラなど一部のフグは体表にも毒があるので、慣れていない方は素手で触らない方が安全です。
その④ エイ
4つ目の生き物はエイです。
釣りをあまりしたことがない方にとっては「エイが釣れるなんて」と驚く方も多いかもしれませんが、実はエイは釣りをしていると結構良くかかります。
毒は尻尾の先端付近にある毒針にあるのですが、尻尾の可動域が広く思わぬところから刺されてしまうことがあります。
釣れた際にはタモ等でまず尻尾を抑えて、安全を確保してから針を外してリリースするようにしましょう。
その⑤ ウミケムシ
5つ目の生き物はウミケムシです。
名前の通りケムシのような見た目をしていて、投げ釣りをしているとエサのイソメを捕食してかかることがあります。
この見た目なので触ろうとする方はまずいないと思いますが、見た目の通り毛の部分に毒があるので、触ると炎症や痒みの原因になります。
針をしっかり飲み込んでしまうことも多いので針を外すのが難しいことも多いのですが、プライヤーなどの道具を駆使しながら素手で触らないように気をつけましょう。
今回はGWの時期に堤防から釣れる毒のある生き物について紹介しました。
毒のある生き物なんてそうそう釣れると思わない方も多いと思いますが、今回紹介した生き物はどれも決して珍しい生き物ではないので、連休中に釣りをされる方はこれらの生き物に注意しながら釣りを楽しむようにしてみて下さい。