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カン・スンホがサイクル安打 本-三-ニ-単打の順で達成/ソフトバンク3軍韓国遠征<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
カン・スンホ(写真:トゥサンベアーズ)

15日のKBOリーグは4試合が18時30分開始で行われた。

KIAタイガース-トゥサンベアーズ(クァンジュ)ではトゥサンの6番カン・スンホがリーグ史上28人目、30度目のサイクルヒットを達成した。

カン・スンホは1打席目四球の後、2打席目に6号ソロホームラン。3打席目に右中間に2点タイムリー三塁打を放つと、4打席目はレフトへの二塁打で出塁した。

記録達成に王手がかかった5打席目は、6-6で迎えた9回表1死一塁でバットを折りながら投手強襲の内野安打を放ち、サイクルヒットとなった。

KBOリーグのサイクルヒットは、2021年10月のイ・ジョンフ(キウム)以来約2年ぶり。今回のカン・スンホは本塁打、三塁打、二塁打、単打の順で記録する「リバース・サイクルヒット」となった。この順序での達成はリーグ初。

試合は9回に2点を挙げたトゥサンが勝利し5連勝となった。

◇9月15日(金)の結果

・ハンファ 3 - 4 LG(テジョン)

 勝:キム ユンシク

 敗:ペーニャ

・KIA 6 - 8 トゥサン(クァンジュ)

 勝:キム ミョンシン

 敗:チョン ヘヨン

・ロッテ 5 - 4 キウム(プサン)

 勝:チン スンヒョン

 敗:パク スンジュ

・NC 8 - 1 サムソン(チャンウォン)

 勝:イ ジェハク

 敗:ブキャナン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ソフトバンク3軍が韓国遠征」

ソフトバンクの3軍の韓国遠征がスタート。同チームの韓国での練習試合は2012年から行われている。感染症拡大により休止期間があったが、昨年10月の教育リーグで3年ぶりに再開した。

今年は国内南部に本拠地を置く、ロッテジャイアンツ、サムスンライオンズ、NCダイノスのファーム(フューチャーズリーグ)と各3試合、計9試合を行う。

15日(金)~17日(日) 対ロッテ(サンドン) 

19日(火)~21日(木) 対サムスン(キョンサン)

22日(金)~24日(日) 対NC(マサン)

※いずれも13時試合開始予定

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

キウムヒーローズ戦の8回裏、一塁走者チョン・フンの代走で出場。9回表からセンターの守備についた。9回裏の打席は四球で出塁した。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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