「アパ社長カレー味ペヤング」を本物と食べ比べ!トッピングも試してみた
「ペヤング」と「アパ社長カレー」の謎コラボ
主にネット上で罰ゲームの代名詞になっている前人未到の超激辛商品「獄激辛やきそば」や、常軌を逸した大盛で最早パーティーサイズの「ペタマックス」や「GIGAMAX」など、私達に衝撃を与えて続けているペヤングですが、今回紹介するのは「ペヤング アパ社長カレー味」。
「アパ社長カレー」は、全国のアパホテルのフロントで売られている名物レトルトカレーですが、これがペヤングとコラボしてまさかのカップ焼そば化。どう考えても着眼点が意味不明ですよね。さすがペヤング。
その他の「ペヤングやきそば」のレビューはこちら(外部サイト)
アパホテルはビジネスホテルを中心に全国にホテルを展開しています。部屋はちょっと狭い場合が多いですが、室内設備やアメニティは使いやすく、旅行や出張の際に筆者の中では優先順位の高いホテルです。
ホテルとしての実力とは別に、アパホテルといえば名物社長を思い浮かべる場合が多いのではないでしょうか。広告塔としてメディアへの露出も多く、今回のペヤングにもバッチリ写真が描かれています。このパッケージの時点でもう勝ちですよね。ペヤングのロゴとアパ社長の写真の組み合わせは役満も同然でしょう。
しかしながら、単なるウケ狙いの商品というわけではありません。「アパ社長カレー」は金沢カレーをモチーフに有名なシェフが監修。累計800万食以上も売り上げているとか。レトルトの味を元に直営のお店でも供されており、2019年に「神田カレーグランプリ」で第3位に輝いています。
レトルト「アパ社長カレー」を金沢カレー風にトッピングをして楽しんでみる
まずは「アパ社長カレー」がどんな味なのか食べてみます。「ゴーゴーカレー」などでおなじみの金沢カレーらしく、千切りキャベツを添えることがパッケージで推奨されていますが、今回はさらに一歩踏み込み、金沢カレーらしいトッピングとして、キャベツの他にカツ、ウインナーも一緒に添えてみました。いずれもコンビニで入手。
ビーフやデミグラスのコクがある少し甘めのカレールゥながら、スパイシーな一面も持ち合わせる、レトルトカレーとしては奥行きのある味わいです。400円程度とレトルトカレーとしては少々お高めですが、牛肉もきちんと入っており、少々高額なのも納得の商品だと思います。
今回トッピングしてみましたが、なくても十分においしいです。金沢カレーというよりも、普通においしいビーフカレーでした。
「ペヤング アパ社長カレー味やきそば」の再現性は?
一方の「ペヤング アパ社長カレー味やきそば」ですが、本家ほどのコクや甘みはないものの、ソースやカレー味の中にビーフの存在をしっかり感じ取れ、スパイス感も強めとなっています。具として牛肉チップやキャベツ、そしてオリジナル要素で七味も入っていました。
昔ながらのソース味でおなじみの「ペヤング」ですが、今回はいつもよりだいぶリッチな味と言えるでしょう。再現性が高いとまではいえませんが、雰囲気はしっかり捉えていました。ペヤングさんがかなり力を入れて開発した商品だとうかがえます。
「ペヤング」にもカレーと同じように、カツ、ウインナー、キャベツをトッピングしましが、お弁当屋さんののり弁みたいになってしまいました。こちらもトッピングは特に必要なく、トッピングが推奨されているわけでもありません。勝手にやりました。
トッピングにカツを入れたと書きましたが、コンビニで本物のトンカツやビーフカツを手に入れるのはなかなか至難の業で、結果、今回は店頭で容易に手に入れられる駄菓子の「ビッグカツ」を使用していました。本物のカツの方が良いとは思いますが、こちらもカレーと相性は良かったです。
目の付け所が「ペヤング」
レトルトカレーの「アパ社長カレー」を再現するという、他社では考えもつかない謎のアイデアを炸裂させた今回の「ペヤング」でしたが、ビーフやスパイスでいつも以上に奥深いリッチな味わいで、「ペヤング」の本気を感じさせるものがありました。
今後も「ペヤング」には、目の付け所が違う面白い商品をどんどん見せつけてもらいたいですね。
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