Yahoo!ニュース

春でも蚊に刺される?【GWのキャンプ】夏前でも対策したい5つの虫除け方法

たびんちゅや節約キャンプ旅研究家

花見が終わり、もうすぐゴールデンウィーク。

この時期は市街地で あまり虫を見かけなくても、キャンプなどで野外へ出かけると虫の被害に遭うことがあります。

蚊、ダニなども活発に活動を始める季節です。

特に気温が高くて、天候の不安定な湿気の多い日は要注意です。靴の中にムカデが入る事もありますからね。

そこで、本記事では「虫除け」に効果的な5つの対策方法を紹介したいと思います。

①蚊取り線香系

虫除けの代表的なアイテムと言えば蚊取り線香ですが、中でも効果的なのが「富士錦 パワー森林香」ではないでしょうか。

この蚊取り線香は、森林作業者や農作業者に愛用されている、知る人ぞ知る最強の虫除け線香なのです。

夏のキャンプで悩まされるアブに対して効果的なのも良いポイント。

ちなみに、森林香は「蚊取り線香」ではなく「防虫香」と表示されています。

成分表を見ると、メトフルトリンと記載があるので蚊の成虫に対しても効果がある事が分かります。

普通の蚊取り線香と比較すると太いです。

1巻きで5時間の虫除け効果があるので、キャンプの回数が少ない方なら1箱30巻入りを購入すれば1年間は乗り切れるでしょう。

【 蚊取り線香系のメリット 】
・何処でも売っている
・価格が安い
・煙の向きで効果がわかる
・短く折って周囲に多く設置できる

【 蚊取り線香系のデメリット 】
・湿気に弱い
・バラバラに折れる
・濡れるとすぐに消える
・煙たい
・消し忘れてテントを焦がす

普通の蚊取り線香との比較
普通の蚊取り線香との比較

②ワンプッシュ系

ワンプッシュで長時間虫除けバリアーが作れる虫除けアイテムも効果的です。

テントやタープの四隅にプッシュしておくと蚊が近寄ってきません。

蚊だけでなく、ダニに対応した製品もあります。

リビングの周囲にシュっと吹きつけておけば一晩は安心して過ごせます。

ワンプッシュ系はポケットに入るほど小型なので、持ち運びしやすく携帯に便利です。

【 ワンプッシュ系のメリット 】
・とても小型
・四隅にスプレーするだけ
・テントの出入口に塗布すると効果的
・即効性がある

【 ワンプッシュ系のデメリット 】
・強風だと効果が薄い
・湿った場所は効果が薄い
・何度もスプレーしてしまう
・ペットがいると不安

③体に塗布系

体に直接塗布することができる虫除けには「スプレータイプ」と「ジェル・液体タイプ」があります。

簡単なのはスプレータイプですが、塗布面積が広いとすぐ無くなってしまう事があります。

体に塗ってしまえば、活動場所を制限されることなく何処へ行っても虫除け効果があります。

私は実際に使ってみて、ジェル状や液体状の方が虫除け効果が長い時間続くような気がするので、こちらを使っています。

【 体に塗布系のメリット 】
・価格が安い
・塗布直後は防虫効果が高い
・塗布後は安心して広く行動できる
・種類がたくさんある
・香りが良い

【 体に塗布系のデメリット 】
・容器のサイズが大きい
・体の広範囲に塗る必要がある
・ベタベタする
・汗で流れると効果が薄い
・スプレータイプは廃棄場所に困る

④電池式殺虫系

電池式の虫除けは、内蔵された電動ファンで薬剤カートリッジの殺虫成分を拡散して蚊を寄せ付けないしくみになっています。

電池を使いますが、2~3日のキャンプで電池切れになることはありません。

火を使わないので蚊取り線香のようにテントを焦がしてしまう心配が無く、薬剤が無臭なのでテント内に侵入した蚊の撃退にも使えます。

本体が少々大きいですが、効果持続期間が長いので長期のキャンプでは蚊取り線香をたくさん持って行くより邪魔にならないかも知れません。

【 電池式殺虫系のメリット 】
・本体が軽い
・長期間にわたって使える
・テントの中でも使える
・火を使わない
・使用する電池をランタン用と兼用できる

【 電池式殺虫系のデメリット 】
・本体のサイズが大きい
・強風だと効果が薄い
・一か所でしか効果を発揮できない
・電池交換の必要がある
・防水ではない

⑤蚊帳

タープの下などに蚊帳を吊れば虫から身を守ることができます。

大きな蚊帳なら圧迫感がないので居心地は とても良いです。

蚊取り線香が効かないアブハエにも効果的なので夏場は快適です。

タープ&蚊帳のスタイルでキャンプをする事もできます。

【 蚊帳のメリット 】
・電池や火を使わない
・時間制限なく使える
・どんな虫でもシャットアウトできる
・撤収が簡単

【 蚊帳のデメリット 】
・収納サイズが大きい
・穴があくと虫が侵入する
・使用できる場所が限られる
・蚊帳の外に出ると虫にやられる
・蚊帳の中に虫が入るとやられる

最後に

今回紹介した5つの方法をまとめると

①蚊取り線香系
②ワンプッシュ系
③体に塗布系
④電池式殺虫系
⑤蚊帳

どの虫除けも荷物としては嵩張らないサイズなので、いくつか用意しておいても良いでしょうね。

あと、念のために「かゆみ止め薬」も忘れずに。

節約キャンプ旅研究家

お金を掛けずにキャンプや車中泊をしながら野宿旅を楽しむ方法や旅のトラブル対策などを紹介しています。 他にも自作のキャンプ道具やキャンプ・車中泊の裏技なども発信しています。

たびんちゅやの最近の記事