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茨木市・農家さんからお買いもの。珍しい野菜の調理にもトライ!

茨木じゃるこ北摂・ド・ローカルメディア茨木ジャーナル編集人(茨木市)

JR茨木駅直結の茨木ショップタウンでは、農家さんが定期的に野菜や加工品を販売に来られています。
野菜の作り手から直接買える「いばきたマルシェ」は、茨木市民にも人気。以前にもここで紹介しています。

今回は、第1・3月曜に販売しているのは、Farm河野屋さんの販売日に行ってみました。

Farm河野屋さんは茨木市北部(いばきた)エリアの東側で、野菜を育てています。

いばきたマルシェのブースに並べる野菜を、一軒だけで整えるのは、実は大変なこと。種類も量もそろえる必要があるからです。

野菜を育てて収穫して、販売できるように準備して…という作業を親子2人でしている、というからさらに驚きます。

スーパーでは見かけない野菜も

Farm河野屋さんの野菜作りは、自宅で食べるぶんを作っていたのが始まり。

そこへ「うちの畑で野菜を作ってくれたら」と声がかかり、今では何種類もの野菜を作っています。

小松菜やほうれん草など、見慣れた野菜も「サラダ品種」と書かれていて、私がいつも食べるものとは少し違うようです。

「生で食べられる種類も、たくさん作ってるんです」と、Farm河野屋さんではスーパーではあまり見かけない野菜作りをしているのが、特徴。

玉ねぎも、こんなに立派な葉っぱが!

私は茶色い皮の玉ねぎか、春の新玉ねぎぐらいしか知らなかったのですが、もっといろんな種類があるのだそう。

前に、ほかのイベントでたまたまFarm河野屋さんの野菜を買う機会があったのですが、そのときもいろんな色のニンジンがあって驚きました。

「新しい品種」へのトライも

「この野菜の収穫が終わったら、次はこれを植えて…、あっちの畑では…」と、土作りともあわせて計画する野菜の栽培。
Farm河野屋さんでは、常に「新しい品種」にトライすることも考えているのだそう。

珍しい野菜は「これなに?」とお客さんに聞かれるので、野菜の説明と一緒に「こんな調理方法がおいしいよ」と案内もしています。

4月の第1月曜に行ったとき、目にとまったのは「蕾雷(祝蕾、しゅくらい)」という野菜。
私がよく利用するスーパーでは見かけたこともなかったのですが、高菜の仲間の野菜だとか。

第3月曜に行ったときには、

スイスチャードという野菜が気になりました。

「イタリア料理に詳しい人なら使い慣れてる…」と聞いて「スイス」と名前につくのにイタリア料理で良く使うんだ…と不思議に思いながら買ってみました。

しゅくらいは、来年も買いたい!

(葉付き玉ねぎとしゅくらいを買ってみました)
(葉付き玉ねぎとしゅくらいを買ってみました)

第3月曜には、もう出ていなかったので「しゅくらい」のシーズンは終わってしまったのかもしれません。

来年も私は「しゅくらい」を買いたい!

そう思うほど、おいしくて調理しやすい野菜でした。

(しゅくらいをオリーブオイルで炒めて)
(しゅくらいをオリーブオイルで炒めて)

「オリーブオイルで、アンチョビとにんにくを一緒にサーッと炒めたら、おいしいですよ!」と河野屋さんに教えてもらって、やってみると本当においしかったんです。

庖丁でカットしながら、ちょっとつまんで食べると、生でもおいしい!

「ビニール袋に昆布茶をさらっとかけて、ギューッと絞って浅漬けにしてもおいしい」と聞き、それも試しました。

2袋買って帰りましたが、もっと買っておけば…と思うほど、どちらもおいしくて大満足です。

スイスチャードも大好評!

第3月曜に買ったスイスチャードを使って調理するのも、初めてでした。

「イタリア料理を作り慣れているなら…」と教えてくれたレシピもあったのですが、初心者向けのカンタンな調理方法を教わりました。

(スイスチャードは調味料に漬けておにぎりのように)
(スイスチャードは調味料に漬けておにぎりのように)

その一つが、おにぎり。
スイスチャードを塩ゆでしてから、醤油やみりんを合わせた調味料に浸しています。

「ごはんには、炒めた鰹節を混ぜるのが好き」とおっしゃっていたので、私もマネして鰹節と胡麻を混ぜてみました。

「スイスチャードはクセがあるかも…」とおっしゃっていたのですが、まったく感じなくて、これも大好評!おいしかったんです。

茎の色がキレイだし使いやすくて、スイスチャードも、もっと買えばよかった…と思った野菜です。

「珍しい」だけじゃ買わないかも…

河野屋さんご自身が、料理をするのが好きだそうで、野菜のことを質問すると、アレンジの仕方をどんどん教えてくれました。

珍しい野菜ですよと言われるだけだと、私はきっとそこまで買わなかった気がしています。

「こうしたらいいよ」とちょっと教わるだけで、こんなに野菜を買いたくなるんだなぁ…と思いました。

おいしくできると達成感もあり、野菜の買い物って楽しいですよね!

できるだけ農薬は使わないようにしたり、天気や動物とのにらめっこをしたり、と安心しておいしく食べられる野菜作りには、ご苦労もあるようです。

「一つの野菜を作りながら、必ず次へのトライもしてる」とおっしゃっていたのも、印象に残っていて、また河野屋さんの野菜を食べたいなぁと思いました。

【Farm河野屋(いばきたマルシェ)】
☆ショップタウン茨木での販売は毎月、第1、3月曜日です。

(5月は2日、16日の予定)

■「茨木ショップタウン」
所在地:茨木市茨木市西駅前町4 1階
茨木ショップタウン Map
時間:10時からお昼ごろまで。(売り切れ次第終了)

Fram河野屋インスタグラム で、最新情報もチェックしてみてくださいね!

☆見山の郷(茨木市長谷1131)でも、おもに週末(土・日・祝)にFarm河野屋さんの野菜が並びます。

■いばきたマルシェのスケジュール
・第1・3月曜 FARM河野屋
・第1・3金曜 アグリファーム佐保
・第2・4金曜 泉原ファーマーズ
それぞれ10時オープン!(売り切れ次第終了です。
別の団体さんの出店もあります。
・毎週 火曜 馬an場an~in佐保

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■2020年11月
旧茨木市民会館そばの広場で開催した「青空マルシェ」での様子も。
このときも、調理方法を教えてくれたのがFarm河野屋さんでした。
【いばらき青空マルシェ、たっぷりどうぞ!15時まで】

北摂・ド・ローカルメディア茨木ジャーナル編集人(茨木市)

大阪府茨木市の超ローカルメディア「茨木ジャーナル」を2013年から運営。ふつうに暮らす市民の視点で、茨木市のグルメ・イベント・スポット・できごとを発信しています。カバンもカンバンもジバンもないまま「やったろかい」と勢いで走るクセあり。好きなことばは「人生ムダなし」と「いつも見てます」です。

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