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浦和レッズが4発完封勝利で、3年ぶりのACL4強進出!

椛沢佑一浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

アジアチャンピオンズリーグ2022準々決勝。浦和レッズは、タイのBGパトゥムユナイテッドとの一戦となった。埼玉で集中開催されているノックアウトステージは、準々決勝も埼玉スタジアムにて開催された。

試合は、開始早々の50秒、DF岩波拓也のロングボール一発で、松尾佑介が背後を取り、ディフェンダーを振り切って先制ゴールを決めたかと思われたが、VARにより、ハンドの判定となり、ゴールが取り消されてしまった。24分にもMF関根貴大のミドルシュートが決まったかと思われたが、オフサイドエリアにいた松尾佑介がシュートコースを変えたと判定されて、これもノーゴールになった

32分、ついに浦和レッズが先制ゴール。MFダヴィド・モーベルグが関根貴大からのパスを受けると、左足を一閃。ゴールに突き刺した。さらに42分、MF岩尾憲のコーナーキックを、DF岩波拓也がヘッドで合わせて、追加点。2-0とした。前半を2-0で浦和レッズがリードをして折り返した。

後半に入り、BGパトゥムも流れを奪いにかかるが、ゴールまでは迫れず。すると64分MF伊藤敦樹がパスカットから前線に持ち上がると、MF小泉佳穂にパスを出し、受けた小泉はそのまま左足を振り抜いて追加点。3-0とした。さらに71分、伊藤、江坂とボールが繋がると、左サイドのDF明本考浩へ。明本は左足を振り抜いてゴールに突き刺して4-0とした。

試合はこのまま終了して、浦和レッズが4-0で勝利。3年ぶりのACL4強進出を決めた。

試合後、浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は「2つのゴールが取り消されました。ゴールを獲るまで苦労をしましたが、全体的には非常に良い試合が出来たと思います。ただ前回の試合に比べて疲労はあったかと思います。前半のプレーも良かったですが、後半は相手がディフェンスのやり方を変えてきて、中で相手に対してソリューションをしっかりと見つけられたと思います。まだ1試合もありますし、まだ何も達成していないので、しっかりと次の試合で勝って決勝に行きたいと思います」と試合を振り返った。

準決勝は、韓国の全北現代との対戦となり、8月25日(木)埼玉スタジアムで19時半キックオフ。

浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

サッカーの街と人を応援するFANZINE「浦和フットボール通信」編集長。フリーマガジンを年5回発行。ウェブサイト「浦和フットボール通信」「浦レポ」「埼玉サッカー通信」で、浦和レッズの情報から、埼玉のサッカー情報、サッカーの街の情報を発信しています。また「浦和フットボール映画祭」など、サッカーイベントなどもプロデュースしています。

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