ヤンキースからDFAとされた外野手はゴルファーに転向する!?
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5月20日、ニューヨーク・ヤンキースは、33歳の外野手、アーロン・ヒックスをDFAとした。40人ロースターから外したということだ。
ヒックスは、メジャーリーグ4年目の2016年から、ヤンキースでプレーしてきた。2015年11月のトレードでミネソタ・ツインズからヤンキースへ移り、2019年1月に7年7000万ドル(2019~25年)の延長契約を交わした。
ウェーバー公示を経て、ヒックスはヤンキースから解雇されるはずだ。公示中にヒックスを獲得する球団は、現れないだろう。そうした場合は、2500万ドル以上の支払いが残る契約を、ヤンキースから引き継ぐことになる。
ヒックスが解雇され、FAになった後は、下限の72万ドル(の日割り分)で契約できる。ただ、迎え入れる球団があるかどうかは、わからない。ヒックスは、故障が多く、近年は攻守のどちらも振るわない。ちなみに、7年契約を手にする直前の2018年は、センターを守り、27本塁打と11盗塁、出塁率.366を記録した。今シーズンの28試合は、1本塁打と0盗塁、出塁率.263だ。
ヒックスは、ゴルファーのシャイアン・ウッズと結婚している。タイガー・ウッズの姪だ。7年前に、ニューヨーク・ポストのマーク・カニッツァーロが書いた記事によると、少年時代のヒックスはゴルフをプレーしていて、タイガーになりたいと思っていたという。プロのゴルファーとして成功できる技量も、持ち合わせていたらしい。
30代半ばとはいえ、ここから、ゴルファーに転向する可能性も、皆無ではない気がする。
ただ、ここで引退すると、ヒックスは、ヤンキースとの契約を打ち切ることになる。ヤンキースから、残っている金額を受け取ることはできなくなってしまう。
なお、ヒックスと入れ替わりに、ヤンキースの外野陣に加わったグレッグ・アレンは、代走(→守備)として2試合に出場し、現時点では唯一の打席で、三塁打を打っている。
アレンについては、こちらで書いた。