関東圏や関西圏で50店舗近くが展開されている杉玉グループの「鮨 酒 肴 杉玉」西院店がいよいよ、2022年1月26日（水）に、阪急西院駅の西側の呑み屋街にオープンしました。京都のディープスポットとしても知られる折鶴会館の真向かいとなります。

　新酒ができると軒先に吊るされる杉玉は、酒の神様へと捧げる感謝の気持ち。そんな酒の神様の心をいっぱいにすることをコンセプトに掲げる「鮨 酒 肴 杉玉」は、料理のほとんどが299円(税込み329円)というリーズナブルな価格で、旨い寿司やつまみを提供してきました。

　雲丹といくらのこぼれ軍艦や炙り寿司トリュフのせ、えんがわの昆布締め、炙り海のフォアグラなどの極み寿司、欲張りマグロや欲張り炙りといった欲張り三貫もある王道寿司などメニューは百種を超えます。これまでの各店舗とも全国各地から厳選した日本酒を豊富に取り揃えているのも、人気を博してきた理由です。

　新型コロナ感染症対策も徹底した店内は距離感を持って、清潔感溢れるカウンターやテーブルが並んでいました。やはり極み寿司からでしょ！　ということで、まずはキャビア寿司を頼みました。「えっキャビア缶が運ばれてきた」。蓋を取るとキャビアを載せたすし飯が、「意外によく合って美味いや」。

　続いて炙り帆立トリュフのせと赤海老他人の子持ちを。ぷりぷり赤海老とぷりぷりキャビアのハーモニーが絶品！

　有名な作曲家が名の由来、フォアグラとトリュフを組み合わせたフランス料理風に仕上げられた鮪ロッシーニ風も299円、寿司でこんな贅沢感があっていいのだろうかと思わせる美味さです。

　カスタードアイスプリンの上に甘いカラメルをまぶしたカタラーナを注文すると、スタッフが最後の仕上げを目の前でパフォーマンスする憎い演出。美味しい冷たいプリンに香ばしいカラメルがとろける嬉しい一品です。

　〆には鯛出汁あっさりたっぷりラーメン399円を食べて満足感いっぱいでした。

　岡野敏子店長は、「西院という土地柄もあって、地域密着で独自色も出して、地元の人に喜んでもらえる店にしたい。」と抱負を語ってくれました。安くて美味い庶民の味方最高ですね！

「鮨 酒 肴 杉玉」西院店（外部リンク）　京都市右京区西院高山寺町１４−１ 西院高山寺ビル　075-325-0331