【京都市西京区】米粉マフィンにチュモッパ、茶そば焼きそば 地元の女性たちが始めたマルシェが大盛況!
樫原(かたぎはら)は、山陰街道と物集女街道(西国街道)とが交差する交通の要衝でかつては宿場町として繁栄をしていました。京都市内で唯一の本陣跡や明智光秀の伝承を始め、歴史ロマン溢れる地域で、京都市の「界わい景観整備地区」にも指定されています。
その樫原公会堂で盛況を博しているという「はぴはぴマルシェ」に2024年6月30日に訪れました。会場内は21店舗がひしめく中、大勢の親子連れなどが、バスボム作り、多肉植物の寄せ植えなど地元で暮らす女性たちのハンドメイド作品販売やワークショップを楽しんでいました。
お喋りができる前の赤ちゃんのサインを見逃さないベビーサインリーダー講師の坂本えりさんのスライム作り体験ブースが人気でした。お母さんと一緒に参加した地元のつむぎさん(3歳)も一生懸命挑戦です・また、うるうるリップクリームのブースでは、防腐剤を使わない無添加の蜜蠟など天然素材を使って、好きなカラーのリップクリームを手作りしていました。
育てるモスペットのブースでは、京都生まれの苔玉キャラクター「もふもふモスペット」づくりの体験が行われていました。可愛いキャラに子どもたちも大喜びの様子です。JCAキャンドルアーティストETO MARIさんのワークショップなども盛況でした。
グルメもいろいろありました。主に京都市内のマルシェに出店しているという「OGINAU OKASHI」は、香料や着色料、保存料、ベーキングパウダーは使わず、米粉マフィンや米粉パウンドケーキなどを販売していました。どちらも甘過ぎない優しい味で美味しかったです。
樫原で1日3時間、週に何日かしか営業していない「俵おにぎり むう」さんにここで出会うことができました。この日限定の韓国おにぎりチュモッパを食べてみると、独特の味付けご飯でめちゃ美味。店主の穴山さんによると、販売日には、その日につきたてのブランド米を高火力ガス釜で炊き上げているそうです。
キッチンカーでは、四方葉子さんが自家農園で採取したジャガイモやブルーベリーで作るトルネードポテトやかき氷などを販売する幸福堂や「KITCHEN FREEDOM」からは、茶そばの美味しさを知ってもらいたいと元有名飲食店商品開発者が作る茶そば焼きそばや茶そばペペロンチーノも登場しました。こちらはそばアレルギーの人も食べられます。
地元のママさん2人が、作る事が好き、販売してみたい方などを応援したいとスタートしたマルシェが回を重ねるごとに盛況になり、この日は23のブースが出されました。今後も定期的に開催されるようですので、ぜひお気軽にお立ち寄りになってみてください!
「はぴはぴマルシェ」(外部リンク)京都市西京区樫原下ノ町9(樫原公会堂)