二月風廻り(ニングヮチカジマーイ) 桜の季節、沖縄では天気の急変に注意
二月風廻り(ニングヮチカジマーイ)
”二月風廻り(ニングヮチカジマーイ)”とは沖縄の方言で、旧暦の2月に天気が急変し、風の廻り(変化)が早くなり、突然海が荒れる現象のことです。
台湾付近で発生した低気圧が、急激に発達しながら沖縄付近を通過する際に起こるものです。過去には二月風廻り(イニングヮチカジマーイ)によるものと見られる海難事故が発生しています。
沖縄付近に低気圧や前線が近づくと、風が急に強まり、風の向きが急変することがあるため、昔から漁師(海人:うみんちゅ)に恐れられています。
2021年3月28日(日)は沖縄地方を寒冷前線が通過し、一時的に雨や風が強まりました。(旧暦2月16日)
本州で桜が見頃を迎える3月は、沖縄では荒れた天気に警戒が必要な時期となります。
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