【漫画/99歳の祖母、長生きの秘訣】毎日のルーティンに驚き!まわりから大事にされた理由に胸が熱くなる
この夏に、今年100歳を迎える祖母に会いに行ってきました。ネットの情報を見ると、2024年度中に100歳になる人の人数は4万7千人だとか。100歳以上だと9万5千人ちょっといるそうです。100歳、と言われても個人差も大きく、近くに100歳の方がいないとどのような感じなのかイメージが湧きにくい方も多いのではと思います。実はわたしがそうでした。今回、今年100歳を迎える祖母と話して、そこで聞いたこと、感じたこと、思い出したことなど漫画にしてみましたので、ご覧いただけるとうれしいです。
幸せな記憶は宝物
ひとりでこんなふうに指先を使ったり体を動かしたり、努力しているとは思っていなかったので、驚きました。昔から、親戚が祖母の家にたくさん集まると、祖母は決まって涙ぐみ「おばあちゃん、みんながこうやってたくさん来てくれて、賑やかなのが好きなんだぁ〜」と言っていました。もしかしたら、みんなが来たときのために、自分のためにも日々ひとりで老化が進まないように努力していたのかな?とも感じました。
病院やお風呂など、ひとりでこなしてはいましたが、食事の用意は他の人にお願いしているようでした。いくら健康とはいえ、100歳にもなると誰かの手を借りないと暮らしていくのはだいぶ不便そうだと感じました。
ますます高齢者が増えていく時代になったので、これからどうしたらよいのか、考えるきっかけにもなりよかったです。日本の最高齢は116歳だそうなので、祖母は帰り際に冗談で「目指せ、116歳!」と言っていました。まわりに愛される人にわたしもなりたいと思いました。