キムチには「本物」と「偽物」がある?料理人の回答に…『もっと早く知りたかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「キムチ」は好きですか?
キムチは、韓国の伝統料理で、白菜や大根等の野菜を、唐辛子やニンニク等で漬け込んだものです。旨味たっぷりの辛味が食欲を増し、栄養価が高く、健康や美容にも重宝されていますよね。
でも、そんなキムチについてこんな噂を聞いたことはありませんか?
どうやら、キムチには「本物と偽物があるらしい!」と
これは、果たして本当なのでしょうか?
今回の内容を私の「Instagram」で発信し、感想のアンケートを取ったところ…84%の方が『もっと早く知りたかった!』との回答を頂きました。
キムチ好きの方には役立つ情報が満載です。ぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- キムチには「本物」と「偽物」がある?
- 本物のキムチとは?
- 偽物のキムチとは?
- キムチの本物と偽物の見分け方
- まとめ
キムチには「本物」と「偽物」がある?
早速、今日の本題に入りたいと思います。
結論:あります!
では、「本物」と「偽物」とは具体的にどういう違いがあるのでしょうか?
本物のキムチとは?
まず、本物のキムチというのは…白菜や大根などの野菜を塩漬けし、唐辛子やニンニクなどの薬味を加えてから、4~5日間ほど低温で乳酸発酵させて作られます。
発酵の過程で生まれる乳酸菌が豊富に含まれており、これが腸内環境を整える働きをしてくれるのです。
ヨーグルトと同様に、乳酸菌によって消化を助けたり、免疫力を高める効果が期待できるのが「本物のキムチ」の魅力です。
偽物のキムチとは?
一方、「偽物のキムチ」と呼ばれるものは…発酵せずに味付けだけで仕上げたものです。キムチ風の調味料で浅漬けされた野菜を使用しているため、見た目や味は似ていますが、発酵による乳酸菌が含まれていないのが大きな違いです。
そのため、腸内環境を整える効果は期待できません!
しかし、偽物のキムチにも利点があります。例えば、発酵していないため、酸味が少なく、辛味や風味がマイルドで食べやすいと感じる方も多いです。また、野菜自体はたくさん摂れるので、ビタミンや食物繊維を効率的に取り入れることができるというメリットもあるのです。
そして、「価格が安い」というのも大きなメリットの1つでしょう!
何を言いたいかというと…『腸内環境を整えたい』と思う方は、本物の発酵キムチを選ぶことが大事!だということです。
キムチの本物と偽物の見分け方
では、最後に「本物のキムチと偽物のキムチの見分け方」を皆さんに伝授したいと思います。実は、見分け方は1つだけでなくいくつかありますが…今回は最も確実で簡単な方法をお伝えします。
それは…「キムチくんマークを見つける」です!
『キムチくんマークってなんやねん!』と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これは韓国農水産食品流通公社が認証する、本物の韓国産発酵キムチにだけ付けられるマークです。このマークが付いている商品は、厳しい基準をクリアした本場の発酵キムチで、乳酸菌たっぷりの腸内環境を整える効果も期待できます。
『ほうほう、具体的にどんなデザインのマークなの?』と気になる方もいると思いますので、写真を用意しました(上の画像)
これを目印にすれば、簡単に本物のキムチを選ぶことができます。
まとめ
- キムチには「本物」と「偽物」がある
- 本物のキムチは発酵しており、乳酸菌が豊富で腸内環境を整える効果がある
- 偽物のキムチは発酵しておらず、腸内環境を整える効果は期待できないが、食物繊維やビタミンが摂取できる
- 本物のキムチを選びたい場合は、「キムチくんマーク」を探せ!
- 目的にあった「キムチ選び」が大事!