現役教師は知っている!自分で仲直りができる子のママがやっている「3つの何気ない声かけ」
「ねえママ、さっき公園で太郎くんとケンカしちゃった...」
「そうなの?どうしたの?」
「だって、太郎くんが私の砂場道具を勝手に使ったんだもん」
「そっか。でも、仲直りできたらいいよね」
「うーん、どうしたらいいかな...」
こんな会話、身に覚えありませんか?子どもたちが自分で問題を解決し、仲直りできるようになってほしい。そう願うママさんって多いですよね。
私も小学校の教師をしながら、子育てに奮闘中です。長年の経験から、自分で仲直りができる子には共通点があることに気づきました。
- 相手の気持ちを想像できる
- 自分の感情をうまく表現できる
- 謝ることや許すことの大切さを知っている
こういった特徴を持つ子は、友達関係のトラブルも上手に解決できるんです。では、どうやってそんな子に育てるの?って思いますよね。今回は、日々の何気ない声かけをご紹介します!
1.「相手はどう思ってるかな?」
効果的な声かけ
「太郎くんは、どうしてそうしたと思う?」
この声かけで、子どもは相手の立場に立って考えるきっかけを得ます。相手の気持ちを想像することで、自然と解決策が見つかりやすくなるんです。
NGな声かけ
「太郎くんが悪いんだから、謝ってもらいなさい」
これでは一方的になってしまい、本当の仲直りは難しくなります。
2.「あなたの気持ち、言葉で伝えてみよう」
効果的な声かけ
「太郎くんに、どんな風に言いたい?試しにママに言ってごらん」
自分の気持ちを適切に伝える練習になります。感情をコントロールしながら話す力が身につきます。
NGな声かけ
「我慢しなさい」
感情を押し殺すのは良くありません。自分の気持ちを相手にどのように伝えるのかを学ぶことが大切です。
3.「どうしたら、みんなが楽しく遊べると思う?」
効果的な声かけ
「砂場道具、どうやって使えば二人とも楽しめるかな?」
問題解決の力が育ちます。自分たちで解決策を考えることで、次に同じような状況になったときも対処できるようになります。
NGな声かけ
「もう太郎くんとは遊んじゃだめ」
逃げの解決策では、本当の問題解決にはなりません。
まとめ
この「3つの何気ない声かけ」を試しに使ってみてください。子どもが自分から仲直りができるようになっていきます。最初はうまくいかなくても大丈夫。焦らず、続けていきましょう。
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