大赤字の楽天グループ、楽天シンフォニーは救世主になれるか 石川 温の「スマホ業界新聞」Vol.504
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石川 温の「スマホ業界新聞」
2023/02/18(vol.504)
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《目次》
1.NTTドコモがオンライン接客サービスを開始
----「リアルとネットの融合」は実現するか
2. Zフィナンシャルが「PayPay金融事業」を説明
----LINE金融との統合はNISAの取り込みに間に合うか
3.楽天グループがモバイルの設備投資で4593億円の赤字。
----楽天シンフォニーは2027年までに三木谷会長の救世主になり得るか
4.今週のリリース&ニュース
5.編集後記
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1.NTTドコモがオンライン接客サービスを開始
----「リアルとネットの融合」は実現するか
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NTTドコモは、オンライン接客サービス「ドコモのオンライン窓口」を2月28日から開始すると発表した。
このサービスの特徴は、ドコモショップスタッフがドコモショップ店頭と同様に、ユーザーの対応をオンラインで行うというものだ。
スマートフォンやパソコンからアクセスし、オンラインで接客して欲しい日時を予約。その際、近所や馴染みのドコモショップを選ぶこととなる。ビデオ通話でドコモショップ店員とつながり、相談しながら料金プラン変更などをできるというものだ。
オンラインで完結するのであれば、何も近所のドコモショップを指名する必要もないように思う。ただ、NTTドコモ的には、リアルの店舗を閉鎖していく一方で、代理店の雇用を維持するという意味合いもあって、こうした仕組みになっているのだろう。現状では、ショップ内や拠点などでオンライン接客を行う。
しかし、今後、テレワークとして、スタッフの自宅から接客できるようになれば、スキルを持ったスタッフが子育てや介護などでリアル店舗に出勤できないといった環境でも働けるようになれば、働き方改革としては最高ではないか。
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