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【大阪市】西のだしが東へ出張! 総移動距離・約210km! 狂気のスタンプラリーも開催

sigepandaパンダライター・イラストレーター(大阪市)
えっ、東に行っちゃうの!?

OsakaMetro「西梅田駅」で発見した、見慣れたキャラクター。関西ではおなじみのヒガシマル「うどんスープ」のあのこたち。

東へ出張ってどういうこと!? 向こうのだしは、関西と違うのよ……! 大丈夫!? と言うわけで、いろいろ調べてみました。

なんで関東にハマりたいの?

ヒガシマル「うどんスープ」は、お湯を注ぐだけで本格的なだしが味わえるありがたいアイテム。

うどんだけではなく、おでんや炊き込みご飯、茶わん蒸しなど、いろいろなものに使えるため、関西のご家庭で常備しているところも多いのではないでしょうか(うちにもある)。

「うどんスープ」エリア別販売食数(2023年実績シリーズ他製品は除く)
「うどんスープ」エリア別販売食数(2023年実績シリーズ他製品は除く)

現在は、年間販売数2億食(自社調べ)を突破していますが、関東での売り上げは、全体の約18%ほどと少なめ。

「関東の方々にも関西だしのおいしさにハマっていただきたい」という思いから「ヒガシマルは東にハマりたい」作戦が開始されたのです……! 

期間は、2024年11月18日(月)から12月1日(日)まで。

「東」をターゲットにしたユニークなポスター

長年CMで活躍しているキャラクターたちを、東京出張へと送り出して商品をPR。

「初の長期出張は少し心細いので、関西の皆さまが応援してくださるとうれしいです」と言うことで、西日本では唯一、西梅田駅にポスターが掲出されていたのです。

Osaka Metro西梅田駅の掲出イメージ
Osaka Metro西梅田駅の掲出イメージ

ちなみに東京駅には、キャラクターたちが東京へ到着した様子も描かれています。

右端で「WELCOME」と歓迎してくれている、たぬきうどんの「ポン子ちゃん」は、東日本版のCMでしか登場しない、限定キャラクターです。みんな、心強いね。

東京駅の掲出イメージ
東京駅の掲出イメージ

これがご当地ポスターだ!

ほかにも、東京都内の“東(ひがし)”から始まる全ての駅(28ヵ所)に、ご当地バージョンのポスターなどを掲出。

東府中駅ポスター(イメージ)
東府中駅ポスター(イメージ)

これは「東府中駅」のポスター。そうそう、府中には競馬場があるんですよね。

東中神には、団地がたくさんあるんですね。というか、昔は海だったのか……。

東中神ポスター(イメージ)
東中神ポスター(イメージ)

ポスターは駅ごとにデザインが違い、地元の方なら「クスッ」としてしまうような、おもろいビジュアルぞろいです。これは現地で見てみたいかも。

東久留米ポスター(イメージ)
東久留米ポスター(イメージ)

関西と関東、だしの違い

そもそも、なぜ関西と関東で、だしが違うのでしょうか。

その違いは水。関西の水は高度が低く、関西の水は昆布だしに適していますが、硬度が高い関東の水では、関西に比べて昆布のだしが出にくいため、鰹節が主に使われるようになったのだそうです。

使用する醤油も、関西では薄口、関東では濃口なため、だしの色合いも違います。

さらに関西では「うどんだし」、関東では「うどんつゆ」と呼び名まで違うんですよ。知らなんだ〜。

パッケージも東西で違う!

じつは西と東では「うどんスープ」のパッケージも微妙に違うのだとか。

西日本限定パッケージ(8袋入)希望小売価格:190円(税抜)
西日本限定パッケージ(8袋入)希望小売価格:190円(税抜)

西日本が8袋入りなのに対して、東日本は6袋入りなんです。消費量の違いなのかな……。

東日本限定パッケージ(6袋入)希望小売価格:140円(税抜)
東日本限定パッケージ(6袋入)希望小売価格:140円(税抜)

東日本限定の「6食入り」は、1990年に発売。横長タイプの8食入りに比べて、コンパクトで店頭に並べやすいように工夫しました。

なんとかお客様にこの味を知ってもらおうと、同社の営業部員が自らスーパー店頭での試食販売に立ち、商品の特長を直接お客様に説明することをコツコツと繰り返したそうです。

2023年から開催している試食イベント「うどんスープ食堂」(2024年の様子)
2023年から開催している試食イベント「うどんスープ食堂」(2024年の様子)

ウチらが知らんとこで、がんばってはったんですね……。今度東に行ったら、買ってみよう。

ちなみにパッケージは違いますが、中身と味は同じですよ〜。

総移動距離・約210km!狂気のスタンプラリー

キャンペーンに合わせて、ポスターなどの掲出エリアを巡るデジタルスタンプラリーを開催。ただ、総移動距離・約210kmの狂気にあふれるスタンプラリーです。

210kmは、神戸三ノ宮~名古屋間とほぼ同じ距離。かつて見たことがない、激ムズスタンプラリーですね。

デジタルスタンプラリーのスタンプ(東銀座)
デジタルスタンプラリーのスタンプ(東銀座)

デジタルスタンプの設置場所は、西は埼玉が目前の「東青梅」駅、東はあと10kmほどで千葉という「東大島」駅と、とんでもなく広域。普通に全エリアを回ると約17時間半を要すというハードな企画です。

社名の「ヒガシマル」にちなんで、東京都内の“東(ひがし)”から始まる全ての駅(28ヵ所)をポスター類の掲出先に選んでしまったため、このような狂気のスタンプラリーが生まれてしまいました。

みなさまおなじみの駅もありますでしょうか。

デジタルスタンプラリー オリジナルバスタオルデザイン
デジタルスタンプラリー オリジナルバスタオルデザイン

景品は10エリアを巡ってスタンプを10個ゲットした方全員に、オリジナル画像をプレゼント。さらに、全25エリアを巡ってスタンプを25個ゲットした方には、抽選で25名様に賞品としてオリジナルバスタオルが当たります。

なかなか制覇できる猛者もいないと思いますので、意外と当選確率が高いんじゃないですかね……知らんけど。

「うどんスープCM」スタンダード(東日本)篇
「うどんスープCM」スタンダード(東日本)篇

寒くなってきて、だしが恋しい季節となりました。今宵は関西の家庭の味でほっこりしてみませんか。

取材協力、画像提供:ヒガシマル醤油株式会社

<デジタルスタンプラリー>

【実施期間】2024年11月18日(月)10:00~2024年12月1日(日)23:59

【参加方法】特設サイト内のデジタルスタンプラリーのページにアクセスし、参加登録を行います。

その後、対象エリアを巡ると位置情報からスタンプがゲットでき、

WEBのページ内に記録されていきます。

スタンプラリー参加登録はこちら

<キャンペーン概要>

特設サイトはこちら

【ポスターなど掲出期間】

2024年11月18日(月)~12月1日(日)

【掲出場所】

東京都内29ヵ所(東京都内の“東(ひがし)”から始まる全28駅+東京駅)、大阪1ヵ所

<大阪府内>OsakaMetro「西梅田」駅

<東京都内>JR東日本「東秋留」駅、東武鉄道「東あずま」駅、東京メトロ「東池袋」駅、東京さくらトラム(都電荒川線)「東池袋四丁目(サンシャイン前)」停留場、JR東日本「東青梅」駅、都営地下鉄「東大島」駅、小田急電鉄「東北沢」駅、東京メトロ「東銀座」駅、都営地下鉄「東銀座」駅、西武鉄道「東久留米」駅、東京メトロ「東高円寺」駅、JR東日本「東小金井」駅、東京メトロ「東新宿」駅、都営地下鉄「東新宿」駅、JR東日本「東十条」駅、JR東日本「東中神」駅、JR東日本「東中野」駅、都営地下鉄「東中野」駅、西武鉄道「東長崎」駅、都営地下鉄「東日本橋」駅、西武鉄道「東伏見」駅、京王電鉄「東府中」駅、京王電鉄「東松原」駅、東武鉄道「東向島」駅、西武鉄道「東村山」駅、西武鉄道「東大和市」駅、JR東日本・JR東海「東京」駅

(東京さくらトラム(都電荒川線)「東尾久三丁目」停留場とJR東日本「東福生」駅は駅構内にポスター掲出場所がないため、駅付近の電柱広告を実施。特設サイトでは、2つのご当地ポスターも公開しています。)

パンダライター・イラストレーター(大阪市)

パンダ好きのライター。アドベンの明浜・優浜の名付け親。日本パンダ保護協会会員。パンダ団子を食べ、パンダのうんこの香りを嗅いだ人間です。撮影には一眼レフを使用。

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