暖かい日が続いています。やっと春らしくなってきましたね。
始まりの季節でもある春は、ご自身や身近な方が新たなスタートを切ったという方も多いのではないでしょうか。プレゼントや親しくなった人との関係づくりなどで忙しいと思いますが、そんな方がオールマイティに頼りにできそうなお店がありましたのでご紹介します。

地下鉄自由ヶ丘駅から歩いて５分ほどの場所で営む「自由ヶ丘DIY工房」さん。
レーザー彫刻が体験できるのですが、お店がキャンピングトレーラーという隠れ家感と、レーザー彫刻体験が「想像以上に楽しい」ことがSNSで話題になり、名古屋市内はもとより他県からもお客さんが訪ねて来るほどの人気ぶりだそうです。

お店に着くまで「何を彫ろうかな・・・」と考えていたのですが、店内にたくさんあるサンプルを見せてもらっていたところ、犬の絵のキーホルダーを発見。写真を版画調に変換して、それをレーザーで彫ることができるんだそうです。
「これだ！」と思い、スマホに保存していた娘がかわいがっているマルチーズの写真を選び、LINEで店主のタブレットに送ってプリントできそうな画像に変換してもらいました。仕上がったら娘にプレゼントするつもり。

お店に用意されているキーホルダーに彫ってもらうことにしたため、その形に合わせるための微調整などは店主におまかせです。筆者は濃淡を調整し、微妙な表情が実物に似ているところを探して絵を決定しました。

今回は、撮影があるため彫刻用の機械の操作も店主にお願いしました。レーザー光が細かく動く様子を見ながら「どんな感じに仕上がるのかな」とワクワクしながら待つのも楽しいものです。

仕上がりを見ると、タブレットで確認した絵がそのまま彫られていて大満足。向かって右側についているチャームは無料のものです。左のハート型の金具は有料のもの。といっても１つ35円だそうです。
かわいい袋に入れてもらい、ちょっとしたプレゼントの完成です。

店主の水谷さんは、もともと名古屋市内の中学校の教師をしていましたが事情があって50代の頃に退職しました。教員時代は陸上部の顧問をしており、退職後も頼まれて2年ほど部活動外部指導者を引き受けていたそうです。
指導者を退いた後も、陸上の教え子達を応援したいとの思いから、手作りの応援グッズを届けていたそうで、それがとても喜ばれたのだとか。

レーザー彫刻のお店を始めたのも、その延長だったため、最初の頃のお客さんは教え子や卒業した千種台中学校の同級生だったのですが、SNSで話題になったことから今では関東や関西圏から来店する方もいるそうです。
その人気の理由の1つが、豊富な在庫。
お店の中には彫刻できる素材が豊富に用意されています。実店舗でこれだけ素材の在庫を用意しているお店はめずらしいそうで、来店したお客さんは、ほぼ実費で販売されているその素材の中から自由に選び、そして、彫刻するものを「これがいいかな、やっぱりこっちにしようかな」などと、組み合わせやレイアウトなどを楽しく悩みながら決めていくことができます。
「最初は1時間で予約があったお客さんが、気が付いたら数時間楽しんでくれていたなんてこともありましたよ（笑）」（水谷さん）

知人と二人で参加するケースが多いようで、年齢問わず皆さん楽しんでいかれるそうです。
また、個人用以外でも、お店のオープンや記念日に合わせたプレゼントなど、さまざまなシチュエーションにも対応してくれそうです。

プレゼントは、贈るのも貰うのも楽しいものですね。
レーザー彫刻はハンドメイドではありますが、彫刻自体は機械が彫ってくれますので、仕上がりはきれいです。
あなたもぜひ、オリジナルグッズをプレゼントしてみませんか？
もちろん「自分へのプレゼント」なんてのもありでしょうね。

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