【名古屋市北区】大人の社会科見学! 名古屋を代表する酒蔵「金虎酒造」の「蔵見学」は10月上旬まで
「金虎酒造」の「蔵見学」に行ってきました!
名古屋市内には現在5つの酒蔵があります。そのうちのひとつ「金虎酒造」は、1845年から続く、名古屋市北区山田三丁目にある老舗酒蔵です。「金虎 純米」、「特別純米 虎変」、「大吟醸 名古屋城本丸御殿」などの日本酒を、見かけたり、飲んだりしたことがある方も多いのではないでしょうか? 屋号の“金虎”は、名古屋城の金鯱と三代目善兵衛が寅年であった事に由来しているそうです。
「蔵見学」は、5月中旬~10月上旬の水曜日のみ開催されています。酒蔵の見学と、4種類のお酒の試飲のついた1時間程のコースです! 料金は1,000円で、定員は10名です。予約サイトか「金虎酒造」に直接電話して予約することができます。
10:30~早速スタート! この日は参加人数は7名でした。七代目蔵元である水野さんが蔵の各種説明をしてくれます。
新酒ができたタイミングで付け替えられる「杉玉」です。最初は緑色で、茶色くなってくると、お酒が熟成して味が乗った状態になるサインなんだそうです。こちらは水野さんの妹さんが手作りされているそうですよ!
名古屋大空襲で焼けてしまった蔵ですが、復興する際に犬山の製紙工場で使われていた古い木材が使われています。
鉄の小さいほうのタンクでは「山田天満宮」で採れた梅を使って、毎年1月に「うそ替え神事」で販売される「御神梅酒」を造っています。
昭和20年5月の名古屋大空襲を受けながらも、現在まで唯一焼けずに残った建物(壁はリフォーム済み)です。
温度管理が非常に重要な日本酒造り。デリケートな麹菌のために、真夜中でも2、3時間置きに世話をすることもあるのだそうです!
普段見ることのできない酒蔵の機材を見ることができたり、お米がお酒になるまでがよくわかるツアーです。
エアシューターで、2階から1階へ麹や米を降ろします。
こちらは発酵が行われるタンクの説明の様子。日本酒がいかに複雑な工程で造られているかが、よくわかりました。初めて日本酒を造り出した昔の人は本当に天才です……!
発酵のプロセスについて、詳しく説明して頂きました。
厳重な扉。壁を厚くして温度差がないようにしています。
お酒用のお米「酒米」です。
「蔵見学」の最後はお待ちかねの日本酒試飲タイムです! 写真の4種類のお酒を飲み比べします。
特にびっくりしたのは「KOTORA‐citric」。まるで白ワインのような味です! このように毎年“チャレンジタンク”として、通常の日本酒とは違う製法で造るお酒もあります。食事や色々なシーンで飲み分ける楽しさを知ることができました!
帰りにお土産として、金虎で製造しているお酒や、金虎グッズなども購入できますよ♪
ロゴがかわいいオリジナルトートバッグ。
そして、2024年9月22日(日)・23日(月祝)には、秋の酒蔵開放「虎変披露祭2024」が開催されます! 「蔵見学」に参加すると「虎変披露祭2024」の入場割引券がもらえます(※数に限りあり。なくなり次第配布終了)。
日本酒好きな方は「蔵見学」に、参加してみてはいかがでしょうか? 見学枠も少なくなりつつあるそうなので、ご予約はお早めに!
金虎酒造
住所:愛知県名古屋市北区山田3丁目11-16
電話番号:052‐981‐3960
■蔵見学
時期:5月下旬~10月中旬まで(定員10名)
時間:水曜10:30~(1時間程)
料金:1,000円(20歳未満は無料※20歳未満の方のみでの申し込みは不可※支払いは現金orPayPayのみ)
蔵見学予約サイト
公式サイト
公式X
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