【名古屋市北区】大曽根からフィリピンカルチャー発信! 「Republic」で現地の料理と音楽を堪能
フィリピンカフェ&バー「Republic」にやって来ました!
場所は、北区大曽根にある「ライオンビル」4階。フィリピンカルチャーに詳しい日本人のオーナーさんと、フィリピン人の奥様が営む「Republic(リパブリック)」は、現地の家庭料理や人気のスイーツ、フィリピンコーヒーやビールが楽しめるだけでなく、フィリピンのエンタメにも触れられる、名古屋でも珍しいカフェ&バーなのです!
一見、入るのに勇気がいりそうな扉を開けると……。
ムーディーなバーカウンターが現れました! 1回店内に入ってしまえば、なんのその。フレンドリーなオーナーさんが出迎えてくれます。店内は「P-POP(フィリピンの音楽ジャンル)」のMVが流れており、ノリノリの雰囲気♪ これまで「K-POP(韓国の音楽ジャンル)」は、よく耳にしていましたが「P-POP」は初!
フィリピンカルチャーを広めるために
フィリピンはエンタメに強く、「P-POP」が今一番アツいジャンルなのだそうです。特に有名なのは「SB19 」という男性グループ。代表曲「GENTO」は、TikTokの「踊ってみた動画」でも人気で、観たり聴いたりしたことがある方も多いかもしれません。実際にMVを観てみると、ダンスも歌も本格的!そしてイケメンぞろいです。
フィリピンと日本の関わりは、タイやベトナム以上に長いはずなのに、フィリピンと聞くと「フィリピンパブ」だけが連想されがちで、それ以外の食やエンタメなどがあまり知られていないのが現状。オーナーさんは、「フィリピンはパブだけじゃない。フィリピンカルチャーも相当に面白くて楽しい!」ということを世に知らしめるべく、店内外でのフィリピンイベント開催、講演会に駆け付けたりなど、フィリピン文化の普及に尽力されています。
フィリピン料理を実食!
確かにタイやベトナム料理には馴染みがあるものの、フィリピン料理は食べたことがありませんでした。本格フィリピン料理が食べられるということで楽しみです!写真は本日のメニュー。フィリピン料理はアジア独特の香辛料は使用せず、食べやすいものが多いそうです。
フィリピンビールや、ジンなどフィリピンのお酒の種類が豊富です。
「Republic」オススメメニューの「シニガン」。フィリピンの国民食とも呼ばれるタマリンドの酸味スープです。ちょうどフィリピンをルーツに持つお客様が、いらっしゃっていたのですが「シニガンがある!」と喜ばれていました。具材は豚肉が多いそうですが、魚介類などを入れる場合もあるそうです。
骨付きの豚肉がゴロっと入っていて、とろみのあるスープはかなり酸っぱいのですが、この酸っぱさがクセになる美味しさ! ご飯にも合うので、ペロリとたいらげてしまいました。
フィリピンビール「レッドホース」。すごく飲みやすいのにアルコール度数8%という、油断ならない飲み物です。美味しいのでゴクゴク飲んでしまいますが、飲みすぎ注意です!
フィリピンスイーツも各種あります。色とりどりのカップケーキ♪
オーナーさんのイチオシの「タホ」。黒蜜をかけた豆腐スイーツです。フィリピンでは朝、タホ屋さんがタホを売りに来て、朝ごはんとして食べることが多いようです。この「タホ」冷たいスイーツに見えますが、実は温かいんです! これがまた新感覚。
上に載ったタピオカにとろける温かい豆腐と、黒蜜の組み合わせが本当に美味しい!台湾スイーツの「豆花(トウファ)」にも似ています。
フィリピンの駄菓子やインスタント麺なども売っているので、お土産にいかがでしょうか?
フィリピン人はカラオケ好きな方が多く「Republic」も、もちろんカラオケ完備。カラオケ歌い放題と飲み放題メニューがあります。
音楽劇「マハルコ組曲」のチケット取り扱い中!
「Republic」では、フィリピン関連のエンタメ情報を常に発信しています。2024年11月28日~12月1日まで「ささしまスタジオ」にて上演される音楽劇「マハルコ組曲」は、映画化もされたノンフィクション「フィリピンパブ嬢の社会学」の著者・中島弘象が、綿密な取材を重ねて書き下ろした、フィリピン人女性とその家族の物語。フィリピン文化に少しでも興味を持った方に、ぜひ観て頂きたい作品です。チケットは「Republic」でも取り扱い中とのこと!
知れば知るほど面白いフィリピンカルチャー。ぜひ、フィリピンのエンタメや料理が存分に楽しめる「Republic」へ、足を運んでみてはいかがでしょうか?
フィリピンカフェ&バーRepublic
住所:愛知県名古屋市北区大曽根3丁目10-16ライオンビル4階
営業時間:19:00~24:00
定休日:水
支払方法:現金・カード・電子マネー・QRコード