Yahoo!ニュース

『スポーツの日』に知りたいキーワード! ”ファンクショナルトレーニング”ってなに?

コティマムフリー記者(元テレビ局芸能記者)
エニタイムフィットネスの『ファンクショナル』エリア/筆者撮影

 きょう10月14日は『スポーツの日』。昔の『体育の日』です。もともと10月10日が『体育の日』でしたが、2000年以降は「10月の第2月曜日」に移動し、2020年には名称が『スポーツの日』に変わりました。

『スポーツの日』は、「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う日」とされています。

出典:フォトAC
出典:フォトAC

 運動やスポーツを意識するのにぴったりな『スポーツの日』。健康のためにトレーニングに取り組んでいる方もいるかもしれません。みなさんは、”ファンクショナルトレーニング”という言葉を聞いたことがありますか?

 今回は、元テレビ局芸能記者で現・フリー記者のコティマムが、“ファンクショナルトレーニング”について、24時間年中無休のフィットネスジム『エニタイムフィットネス』を展開する株式会社Fast Fitness Japan(以下FFJ)の担当者さまにお話を伺いました。(取材・文=コティマム)

スムーズに動ける身体を作る機能的なトレーニング

エニタイムフィットネス中井店/筆者撮影
エニタイムフィットネス中井店/筆者撮影

 エニタイムフィットネスは、2000年にアメリカ・ミネソタポリスで立ち上がったフィットネスジム。24年10月現在は世界29の国と地域で約5300店舗を展開しています。日本ではFFJが「ヘルシアプレイスをすべての人々へ!」という企業理念のもと、「誰もが健康的に暮らせる、心豊かな社会の実現」を目指し、2010 年から『エニタイムフィットネス』事業を展開しています。

「24時間年中無休/ナットクの月会費/マシンジム特化型/全店利用可能」といったコンセプトは、それまでの日本のフィットネスクラブの常識からは考えられないものでした。しかし「フィットネスを日常的でスタンダードなカルチャーにすることが出来れば、私たちの暮らしはもっと豊かになる」という強い思いを持ち、”今までのフィットネスクラブでは満足できなかった利用者”のニーズをに引き付けてきました。新たなスタンダードを根付かせ10年で店舗数を増やし、日本の店舗数は現在1134店舗。世界の20%を占めています。

 そんなエニタイムフィットネスは、”ファンクショナルトレーニング”を推奨しています。

エニタイムフィットネスが推奨するファンクショナルトレー二ング/筆者撮影
エニタイムフィットネスが推奨するファンクショナルトレー二ング/筆者撮影

”ファンクショナルトレーニング”とは、直訳すると「機能的なトレーニング」という意味。もともとは理学療法士や作業療法士が、ケガや病気で本来の動作ができなくなってしまった患者さんの運動機能を取り戻すことを目的に、リハビリテーションで活用していた運動指導法です。

 FFJの担当者によると、「マシンではなく、自重かフリーウエイトで複数の関節を使い、体を前後、左右、回旋させ、3つの面で動かす機能的なエクササイズ」を指すといいます。


「私たちは普段、3次元(3D)空間で生活しています。3次元空間での人体の動きとして、水平面(横断面)、前額面(冠状面)、矢状面(前後の動き)の3つの動作面が用いられます。その3つの動作面に合わせた3面運動を行うことが望ましく、その3面運動のことをファンクショナルトレー二ングと呼んでいます。水平面は回転の動き、前額面(冠状面)は左右、横の動き、矢状面は前屈・後屈の動きです」(FFJ担当者)

エニタイムフィットネスのマシン/筆者撮影
エニタイムフィットネスのマシン/筆者撮影


「機能的」というのは、”その人がどういう動きを必要としていて、どういう動作ができるようになりたいのか”という目的に合わせて、「スムーズに動ける身体をつくる=機能的に動けるようになる」ということ。

「ファンクショナルトレーニングは、日常生活動作や、スポーツにおける動作を向上させるような、実践に即したトレーニングです。『動ける身体をつくること』が目的です」(FFJ担当者)

ファンクショナルエリアでさまざまなトレーニングを提案

幅広い重さのダンベルが並ぶ/筆者撮影
幅広い重さのダンベルが並ぶ/筆者撮影

 

 通常のマシントレーニングは筋力アップを目指すため、マシン自体はそれぞれの筋肉が効率的に鍛えられるように設計されています。一方、ファンクショナルトレーニングは、「自分の体をコントロールし、動きをよくするためのトレーニング」。人間は筋肉や関節などさまざまな部分が連動して動くため、目的とする動きの中で「その人が持っている身体能力」をより発揮できるようにするのです。

さまざまなトレー二ングができるファンクショナルエリア/筆者撮影
さまざまなトレー二ングができるファンクショナルエリア/筆者撮影

 エニタイムフィットネスでは、空間に独自のデザインポリシーを用い、水回りの配置や鏡の反射への配慮など、利用者の目線に立った動線が作られています。紫色の写真のスペースは『ファンクショナル』エリア。エニタイムフィットネスの独自性を表現したエリアでマシンは置かれておらず、ギアや自重トレーニングを組み合わせ、さまざまなトレーニングスタイルを提案する場です。

マットを使ったストレッチや自重トレーニングもできる/筆者撮影
マットを使ったストレッチや自重トレーニングもできる/筆者撮影

 健康的に身体を動かす運動について考える『スポーツの日』。筋力アップや体力アップだけでなく、「機能的に動ける身体」になれる運動を取り入れてみませんか?

 この”ファンクショナルトレーニング”については、引き続き取材を行っていますので、詳細は続報をお待ちください。

 取材に関する記事については「『豆乳の日』に“リセッ豆乳”! たんぱく質のバランスを整える豆乳コラボメニューもレストランで展開中」もご覧ください。※スマホからご覧の方は、プロフィールからフォローしていただくと最新記事の見逃しがなくおすすめです。リアクションボタンもプッシュしていただけると、励みになります!今後も記者目線で、「ちょ~っとだけタメになる(?)」言葉解説をつづっていきます。

※今回の記事は、主催者に掲載の許可をいただいた上で公開しています。

フリー記者(元テレビ局芸能記者)

元テレビ局芸能記者で、現・フリーランス記者。歌舞伎や舞台、芸能イベント、企業・経営者を取材中。記者目線ならではの“言葉のお話”や、個人的に取材したおもしろ情報を発信していきます♪執筆記事1万本以上。取材は5200回以上。現在は『ENCOUNT』、小学館『DIME WELLBEING』、舞台評、企業HP制作など多岐に渡り執筆中。過去媒体にテレ朝ニュース、キャリコネニュース、音楽雑誌『bounce』など。24年11月に合同会社パラレルコネクトの設立メンバーに。メディアやインフルエンサーと企業をつなぐサポートもしています!

コティマムの最近の記事