【国富町】ほけだけグランピング和泉の毬がオープン~自然と快適さをあじわう~公園の魅力を高める展望とは
法華嶽公園にグランピング施設「和泉の毬花」が2024年8月にオープンしました。宮崎県内でも増えつつあるグランピング施設。どのような施設なのか、その想いを代表の井谷剛さんに聞いてみました。
広い公園の緑と空を望めるドーム
グランピングは設置されているドームを利用するため、通常のキャンプと違い、テントを張る手間がありません。来てすぐに楽しむことができます。アメニティが揃っており、バーベキューなどのアウトドアグッズも貸し出しているので、道具も不要。手ぶらで到着後すぐに楽しむことができます。窓からは法華嶽公園の豊かな緑の景色が望め、癒されます。日が沈むにつれて、周りは神秘的になっていきます。以下の写真は、国富の美しい風景を撮影している@kunitomi_to_me様が撮影したものです。近未来映画に出てくるワンシーンみたいですね?
ドーム内はホテル並みの豪華さ
ドームテントは3棟あり、そのうち1棟はペット可。そしてサウナ、水風呂付きのキャビンが1棟あります。ドーム内はホテルの一室と変わりなく、トイレ、シャワールームを完備しています。ベッドもふかふか。ホテルとの違いはドームであることの開放感でしょうか。もちろん台風などで飛ばされるようなやわな造りではありません。安心してください。
ペット同伴でき、ドッグランもできる
売りの一つはペット同伴ができること(一組限定)。トイレなどペット用のアメニティも充実しています。愛犬を連れてでも手ぶらで行けるのが嬉しいですね。そして、なんとドーム前にはドッグランの敷地があります。ワンちゃんは一箇所にずっといるとストレスを感じるもの。ここで一緒に遊ぶとワンちゃんも喜ぶことでしょう。猫も……多分喜ぶでしょうね。
グランピング運営に対する挑戦
「和泉の毬花」を運営する母体、アイティー通商はもともとエネルギー発電事業の会社。全く新しいことにチャレンジしようと、グランピング施設の計画は2022年頃にスタートしました。当初は県北部を検討していましたが、知人の勧めで訪れた法華嶽公園の絶景に魅了され、ここに決めたそうです。国富町役場との相談もスムーズに進んだようです。ただし、スタッフ全員がグランピング経営の未経験者だったため、開業に向けて懸命に勉強したとのこと。この努力は、スタッフが感じていたやりがいあってこそ可能だったのでしょう。
町民割引の実施を検討中
詳細は未定ですが、国富町のみなさんには、町民割引を実施する計画があります。詳しい事は決定次第、公式サイトや、インスタで告知する予定です。
法華嶽公園の魅力を引き出すために
井谷さんは法華嶽公園を、みんなが楽しめる場所にしたいと考えています。公園には、グラススキーや、じゃぶんこ広場のプールなど、ユニークな施設がたくさんあります。これらの施設と手を組んで、公園全体をもっと魅力的にしたいそうです。将来的には、グランピングに来た人がこれらの施設を無料で使えるようにするなど、いろいろなアイデアを考えているみたいです。そうすれば、みんながもっと楽しい時間を過ごせるようになりそうです。
グランピングを超えた、もっと大きな夢
私が宮崎に引っ越してきて、最初に「いいな」と思ったのが法華嶽公園でした。山の上から町を見下ろす景色に、感動しました。それに、ここにはユニークな施設がたくさんあって、マルシェや音楽イベントの「サブライムロックふぇふてぃばる」、「ホッケストック」なども開かれています。これらの魅力がうまくつながれば、公園全体がもっと素敵な場所になると思っています。
東京の代々木公園では、よく大きなイベントが開かれていて、たくさんの人でにぎわっています。多くの人が集まるのは、公園自体に魅力があるからだと思います。法華嶽公園も、そんなみんなに愛される場所になってくれたらいいなと思います。
これからグランピング施設が、公園全体を盛り上げる中心になっていくのか?これからの展開が楽しみです。