博多の伝説のカレー。3種類のカレーをブレンドしたカラフルな彩のヒトサラを味わってみた。
博多で60年愛された伝統のカレー
昭和36年創業
それは、昭和36年、1軒のカレー屋から始まった。かつて西鉄名店街で地元の人はもちろん、有名ミュージシャンや芸能人も数多く訪れたという伝説のお店。元祖ナイルは2009年に閉店していますが、その意思を受け継ぎ、現在は博多駅の博多阪急の地下街でいただくことができます。
博多駅直結の博多阪急。アクセスは抜群です。その地下街の一角にお店があります。
このように、カウンター席でいただけます。また、レトルトなどの商品もこちらで購入可能です。お家でいただくのも良いですよね。
カラフルな彩のカレー
ボーンブロスをベースに使った3種類の選べるカレー。ボーンブロスとは、鶏の骨と昆布、野菜をじっくりと煮だしてつくる出汁スープ。骨と野菜の旨味がギュッと詰まった味わい深いスープがベースとなっています。
その、ボーンブロスをベースに、金色に輝くナイル川をイメージしたカレーなのだそう。
そのメニューはこの3つ。
- 創業当初から愛された「復刻カレー」
- 辛さとコクのある旨味の「スペシャルカレー」
- ピリ辛スパイシーな大人の味「黒カレー」
どのメニューもそれぞれの味わいが楽しむことができる。お好みに合わせて選んでみてはいかがでしょう。
3種類をブレンド
せっかくなので、この3つをブレンド。1種類を選んでも良いし、このように数種類のブレンドもOK。カラフルに彩られた一皿は見てるだけで楽しい。
まさにこれがナイル川、なのかもしれません。
トッピングもいろいろ
カレーのルーを選ぶのも悩みますが、トッピングメニューも豊富です。一番人気のロース豚カツ、チキン南蛮やメンチカツ、野菜もあるし、牛サガリのサイコロステーキまで。
ここはやはり、一番人気のロース豚カツカレーで。
カレーのそれぞれの旨味を感じながら、上質なサクサクの豚ロースカツもあわせていただく。これは絶品です。
長時間煮込んでいるというカレーは、スパイスの味わいも良く、深みあるコクを感じながらいただくことができます。
100年続くカレーに
かつては1日1,000人が行列を作ったという。福岡で愛されるナイルカレー。
100年先までこの味を受け継ぎたい、そんな想いも込めて、今もナイルカレーを作り続けています。
阪急地下街の、いろんな食の名店街の中で、美味しいカレーの香りが漂います。
博多の思い出を感じながら。伝説のナイルカレーで至福の時間を過ごします。これこそが、歴史を残す名店の味。